1 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:38:03 ID:tfXz5Yno
※進撃の巨人で、ベン・トーのパロディです。
※進撃の巨人10巻までのネタバレがあるかもしれません。

ミーナ「ス・ブタ?」の続きです。
※今回は短いです。

※シリーズ一覧:この書き手の作品


ジャン「何で苗字なんだよ……」

ミーナ「何の話?」

ジャン「……独り言だ」

ミーナ「そう?」

~ 

2 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:38:58 ID:tfXz5Yno


チュンチュン

キース「……今日は、休暇日だったな」

キース「朝食は、外に食べに行くか」 

3 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:42:11 ID:tfXz5Yno
軽食ウーバーン

店員 「いらっしゃいませ」

キース「モーニングセットを」

店員 「ただいま、期間限定でドリンクをサマーミルクティーに変更できます」

キース「では、それで頼む」

店員 「畏まりました。ありがとうございます」

キース(新聞でも読むか……) 

4 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:42:46 ID:tfXz5Yno
キース(ふむ……成績を加味すると言葉巧みに訓練兵を騙し、

卑猥な行為を働いた北区の訓練教官を拘束、か。

全く、訓練兵団の名を地に落とす不届き者め)

キース(しかし、それを逆手にとって、自分の評価を上げるために、

無実の教官のセクハラを訴える冤罪事件も発生している、と。

何時の世も、人同士が足を引っ張り合うのは変わらんな) 


6 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:43:30 ID:tfXz5Yno
店員 「お待たせ致しました」

キース(焼きたてのクロワッサンだ。甘い香りが漂う。
それにカリカリに焼いたベーコンとスクランブルエッグ。
それと、真っ白いヨーグルト)

キース(飲み物は、ただのミルクティーのようだが、どこがサマーだ……?)

ゴクリ 

7 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:44:28 ID:tfXz5Yno
キース(ミルクティーの中に、レモンを絞ってあるな。
ミルクの円やかさと相まって、清涼感を演出している。
なるほど、夏のミルクティーか)

パリッ

キース(クロワッサンの皮にに軽くハチミツが掛かっていて、舌の上で甘みが溶ける。
パリっと焼けた歯ごたえ、中はふわりとバターの香り、
薄い膜が組み合わさり、モチモチとした食感を生み出している)

モグモグ 

8 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:45:04 ID:tfXz5Yno
キース(サクサクと軽い食感、濃厚な空気を食べているような感覚に陥りそうだ。
しかしこのハチミツは、私には少し甘すぎたかもしれない。
このヨーグルトは何も入っていないようだ、口直しに食べよう)

パク

キース(爽やかな酸味だ。口に残ったハチミツの甘みと混ざり合って、柔らかい風味が広がる。
甘みを打ち消すつもりだったが、相乗効果でヨーグルトの爽やかさが増幅された)

モグモグ 

9 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:45:50 ID:tfXz5Yno
キース(ベーコンとスクランブルエッグ。肉の塩味と卵の甘みが溶け合う。
卵は、たっぷりとバターを使って炒めているようだ。
濃密なバターが、ベーコンの脂と一体となって旨味が増す)

パリ

キース(塩味の後に、クロワッサンに掛かったハチミツの甘みが欲しくなる)

パリパリ 

10 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:46:22 ID:tfXz5Yno
キース(ほろりと広がる甘みが素晴らしいな。食べるに従い、口内の甘みが強くなっていく)

パク

キース(ヨーグルトを食べると、決して甘すぎずにハチミツがさらに芳醇になる)

ゴクリ 

11 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:48:42 ID:tfXz5Yno
キース(ミルクティーとも相性が良い)

モグモグ

キース(スクランブルエッグとベーコン。少しだけ、苦味がある気がするな。
よく見ると、小さな緑色の粒が入っている。これは……食べたことがあるな) 

12 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:50:23 ID:tfXz5Yno
キース(そうか、これはニガウリだ。
決して、主張しない程度のアクセントとして入っている。
ベーコンと卵とも、よく合う味だ。確かに、これも夏の味だな)

フゥ

キース(夏の朝を、堪能したな……) 

13 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:51:12 ID:tfXz5Yno


「うぉおおおおおお、すっげええええええ」



キース(煩い輩がいるようだな……)チラッ

ハンジ 「ほら、見てみなよリヴァイ!」

リヴァイ「五月蝿ぇぞ、クソメガネ。少し黙れ」

ハンジ 「いや、だって、これ朝一番で来る価値あるって!
超大型巨人トースト!」

リヴァイ「パンに焼き目が付いているだけだろうが」 

14 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:51:57 ID:tfXz5Yno
ハンジ 「いやいやいやいやいや!私もね!最初はね!
いきなり、トースターだけ目の前に置かれて、
何の冗談かと思ったよ!?
あの、ピョコンって飛び上がるトースターだよ!?」

リヴァイ「……おい、声がでけぇ」

ハンジ 「トースターの中に絵柄の形に切った鉄板が仕込んであるんだね!
時間とともに、パンが飛び上がってくると、
そこに超大型巨人の姿が浮かび上がるって寸法さあ!」 

15 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:52:27 ID:tfXz5Yno
リヴァイ「声が、でけぇぞ」

ハンジ 「トースターの外側を、壁に見立ててたんだね!
いきなり巨人が壁の外に現れたように見えるんだよ!
いやぁ、これはすっげえええええよぉ!」

リヴァイ「五月蝿ぇっつてんだろうが!黙れ!」 

16 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:53:00 ID:tfXz5Yno
キース (確か、調査兵団の……)

キース (関わるのは、やめておこう)




ハンジ 「いや、だから悪かったって」

リヴァイ「テメェのせいで、店を追い出されたんだ、昼はおごれ」

ハンジ 「しょうがないなぁ」

リヴァイ「クソ高ぇものを奢らせてやる」チッ 

17 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:53:30 ID:tfXz5Yno
ワイワイ
ガヤガヤ

ハンジ 「あれ、あそこにいるの、ジャンとミーナじゃない?」

リヴァイ「あん? そうだな」

ハンジ 「おーい、何しているのー?」

リヴァイ「おい、コラ、まて」 

18 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:54:10 ID:tfXz5Yno
ハンジ 「リヴァイはどーせまた、気を使わせるから、避けて行こうとか思ってるんでしょう」フフン

リヴァイ「同期の奴らもいるところに、混ざる必要はねえ」

ハンジ 「そんなんだから、オッサン化が進むんだよ」プークス

リヴァイ「おい、ジャン。ハンジが何でも奢るぞ」 


20 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:54:42 ID:tfXz5Yno
ジャン 「リヴァイ兵長、ハンジさん!」

ミーナ 「どうも、こんにちは!」

マルコ 「人類最強の……!」ビシィ

コニー 「え、何だ?やったほうが良いのか?」ビシィ 

21 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:55:18 ID:tfXz5Yno
リヴァイ「休暇日だ。必要ねぇ」

ハンジ 「他の偉いオッサンがいたら、そのときはお願いね」

マルコ 「はい……わかりました」

コニ  「やっぱりいらないのか?」 

22 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:55:51 ID:tfXz5Yno
ハンジ 「それで、君たちは何をしているの?」

ジャン 「あ、いえ、それが」

ミーナ 「丁度よかったと言うべきなのか……」

マルコ 「新しく、パーラーがオープンしたんです」 

23 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:56:28 ID:tfXz5Yno
ハンジ 「へぇ、皆でそこに行くところ?」

ジャン 「そのつもりだったんですけど、外に出してあるメニューに」

ミーナ 「こんなのが……」 

24 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:56:58 ID:tfXz5Yno
マム印パーラー オープン記念 期間限定イベント

"鎧の巨人パフェ"

5人で2時間以内に食べ切れたら、無料!! 


26 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:57:31 ID:tfXz5Yno
ハンジ 「今日は、最っ高の巨人日和だねっ!」キラキラ

ミーナ 「やっぱり、こうなりますよね……」

ハンジ 「リヴァイはオッサンだから除いて、5人だとピッタリだね。さ、行くよ」

ジャン 「え、今からですか!?」 

27 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:58:14 ID:tfXz5Yno
ハンジ 「お腹すいてないの?」

マルコ 「食べ切れなかった場合の通常料金が、かなり良い値段なので……」

コニー 「5人で割っても、何回美味いもん食えるかな……」

ハンジ 「そんなこと気にしてるのかい!?」アハハ 

28 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:58:45 ID:tfXz5Yno
リヴァイ「今回は、俺は出さねぇぞ」

ハンジ 「組織にはね、経費っていう便利なシステムがあるんだよ!
領収書さえあれあば、大抵のことはどうとでも……」

リヴァイ「ジャン、詰め所に行ってエルヴィンを呼んで来い」

ハンジ 「というのは、ゾエ'sジョーク!」 

29 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:59:27 ID:tfXz5Yno
ミーナ (間違いなく本気の目をしてた……)

ハンジ 「食べ切れなかったら、全部私が出すよ。
それとも何かい? 巨人に関するもので、私が残すとでも?」

ジャン 「……凄い説得力ですね」

ミーナ 「ハンジさんなら、一人でもいけそうですね」ウフフ 

30 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 01:59:59 ID:tfXz5Yno
マルコ 「ジャン、本当に大丈夫なのかい?」

ジャン 「あぁ、まぁ大丈夫だろう」

マルコ 「5人で2時間という条件から考えても、かなりボリュームのある内容に違いないよ」

ジャン 「そうだろうな。だが、常識の埒外の存在がいるからな、何とかなる」 

31 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 02:01:03 ID:tfXz5Yno
コニー 「なぁ、結局、どうするんだ?」

ハンジ 「"馬鹿"の君、店に入って、5人と1人で席を取るんだ!」

コニー 「はっ!」ビシィ

ミーナ 「さっき、敬礼はいらないって言ったのに……」 

32 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 02:01:36 ID:tfXz5Yno
ジャン 「まぁ、コニーだしな」

マルコ 「コニーだしね」

ミーナ 「コニーだもんね」

ハンジ 「納得のされ方に、親近感を覚えるなぁ」

(つづく) 

33 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 02:06:13 ID:tfXz5Yno
[次回予告]
いよいよエレンに愛想を尽かしたミカサ。
今までの反動のように、俗物的な方向に全力疾走をし始める!

----------------------------------------------------------------
ミカサ 「私は…欲しい…お金が欲しい…すごく欲しい!
…ので私は…憲兵団に入って、内地で快適に暮らす…
例えば…一人でも
あなた達は…成績が悪いばかりか…壁外で冒険だ?…
とても…残念だ
ここで…指をくわえたりしてればいい…くわえて見てろ」

------------------------------------------------------------------
※全て嘘です。 

34 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/28(日) 02:06:50 ID:6846mC5E
キース教官の朝食描写が素敵
クロワッサンの辺りが特に

鎧とか超大型メニューを見た時の同郷の反応も気になる 


39 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/29(月) 00:45:45 ID:sfOwb1ds


店内

ユミル 「最近のドーナツは、色々種類があるんだな」

クリスタ「うんっ、チョコレートだったり、粉砂糖だったり、
果ては中にクリームが入ってたり!
これはもう、ケーキを駆逐する勢いだよね」モグモグ

ユミル 「ゆっくり食えよ。ドーナツは逃げないからな」ハハハ

クリスタ「本当に揚げたてのは、熱いねっ」ハフハフ

ユミル (可愛いなぁ) 

40 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/29(月) 00:46:27 ID:sfOwb1ds
ユミル (半額弁当も美味いが、大抵甘いものは入ってないからな。
こういう食べ物は、新鮮な感動があっていい)

クリスタ「ユミルも食べなよ」

ユミル 「そうだな、1つ2つ貰おうか」 

41 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/29(月) 00:46:58 ID:sfOwb1ds
ユミル (これは何だ? ドーナツだが、やけに軽いな?)

サクッ

ユミル (おぉ……パイ生地みたいだ。それをドーナツの形にして、
上からシュガーコーティングしてある。
サクサクした食感と、砂糖の甘みがグイグイくるな) 

42 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/29(月) 00:47:28 ID:sfOwb1ds
サクサク

ユミル (かなり甘いはずなのに、食感が軽いから食べ飽きない。
手がベタベタするが、それも気にならない美味さだ)

ゴクッ

ユミル (うーん、ブラックコーヒーがよく合う。
次はどれにしようかな……。
中にクリームが入ってるのにするか) 

43 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/29(月) 00:47:59 ID:sfOwb1ds
パクッ

ユミル (外側に砂糖が振ってある。シャリっとした歯ざわりの後に、
噛み切ると、ドーナツの中からクリームが飛び出てくる!)

モグモグ

ユミル (これは、カスタードクリームか。濃厚な甘みだ。
クリームも作りたてだな、卵の香りが残ってる。
こういうの、まったりした味っていうのかな) 

44 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/29(月) 00:48:47 ID:sfOwb1ds
パクパク

ユミル (甘みが後引く。ついつい、次の一口を……おお!?
ホイップクリームも一緒に入ってるぞ!
ドーナツの片側ずつで、違うクリームが入ってるのか!)

ムシャムシャ

ユミル (重みのあるカスタードと違う、軽いホイップの甘みだ) 

45 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/29(月) 00:49:23 ID:sfOwb1ds
ユミル (シュワっと溶けるクリームは、口どけが爽やかだな。
それよりも何よりも、カスタードとホイップを同時に食べる贅沢!
舌の上でとろける幸せ!単純な甘み同士なのに、こんなに味覚を刺激するのか!)

ホゥ

ユミル (コーヒー飲みたくない……もうちょっと余韻を味わおう……) 

46 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/29(月) 00:49:55 ID:sfOwb1ds
クリスタ「ユミル、大変!」
ユミル 「ん、どうしたんだ、クリスタちゃん。ドーナツ床に落としたか?」
クリスタ「違うの!これ食べてみて!凄く美味しい!」キラキラ
ユミル (クリスタは可愛いなぁ) 

47 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/29(月) 00:50:25 ID:sfOwb1ds
ユミル 「どれだ?」

クリスタ「これ!この、小さいボールがくっついて円になってるやつ!」

ユミル (本当は、さっきのクリームの余韻を残しておきたいんだが、
クリスタが可愛いから、仕方ないなぁ……) 

48 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/29(月) 00:51:00 ID:sfOwb1ds
モチッ

ユミル 「なんじゃこりゃああ!?」

クリスタ「凄いでしょ!」

ユミル (何だこれ、この食感には覚えがあるぞ。
そうだ、この間、ミカサ達と食べた、うどんの麺だ。
あのモチモチ感。あれを100倍くらいにしたような食感だ) 

49 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/29(月) 00:51:32 ID:sfOwb1ds
モチモチッ

ユミル (噛む度に、弾力が押し返してくる!柔らかいのに!甘いのに!
新感覚だ……出来の悪い肉とは全然違う弾力。感動する歯ごたえだな)

モチッ 

50 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/29(月) 00:52:03 ID:sfOwb1ds
ユミル (もう、味だけの時代じゃないんだな。
食べる行為自体が、味わうということなんだ。
美味いぞ、この食感。なんて美味い歯ごたえなんだ)グスッ

クリスタ「ユミルったら、泣くほど美味しかったの?」

ユミル 「これは、違うんだ。いや、違わないけど、仕方ないだろ……」 

51 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/29(月) 00:52:33 ID:sfOwb1ds
クリスタ「ねぇ、大変だよユミル」

ユミル 「どうしたんだ? こんどは、どれが美味かったんだ?」

クリスタ「ううん、そうじゃなくて、入り口にあった巨人パフェ、頼んだ人がいるみたい」

ユミル 「マジか! そんな馬鹿が本当にいるんだな!」 

52 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/29(月) 00:53:05 ID:sfOwb1ds
クリスタ「声が大きいよ、ユミル」

ユミル 「構わねえだろ、あんなのを食べようってのは、
目立ちたがりの馬鹿って相場が決まってんだよ」

クリスタ「あそこにいる人たちみたいなんだけど、見たことあるような」 

53 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/29(月) 00:53:38 ID:sfOwb1ds
ユミル 「お? あれは、コニーだな。それとマルコにジャンとミーナか。
なんだよ、うちの同期は馬鹿が揃ってたのか」

クリスタ「ユミル、ユミル!」

ユミル 「ん? どうしたんだよ」

クリスタ「あのね、一緒にいる人、調査兵団の人たちみたい」 

54 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/29(月) 00:54:09 ID:sfOwb1ds
ユミル 「そういえば、ミーナとジャンが、よく夕市でつるんでるな。
確か、分隊長と、兵士長の……」ゾクッ

クリスタ「こっちの声、聞こえてたんじゃないかな?」

ユミル 「そんな、まさか、な……」ハハハ 

55 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/29(月) 00:54:42 ID:sfOwb1ds
リヴァイ「……」

ユミル 「めっちゃこっち睨んでるぞ!クリスタ、逃げよう!」

クリスタ「ちょ、ちょっと待ってよー」

ユミル 「そうだ、さっきのドーナツ買えるだけ買って行くぞ」 

56 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/29(月) 00:55:13 ID:sfOwb1ds
ジャン 「どうしたんですか?」

リヴァイ「お前らの同期がいた」

ジャン 「え、どこですか?」

リヴァイ「今、帰っていった」 

57 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/29(月) 00:55:47 ID:sfOwb1ds
ハンジ 「リヴァイが、そんな顔で睨むから、怖がっちゃったんじゃないの?」

リヴァイ「馬鹿言え、俺は元からこういう顔だ」

ジャン (俺だったら逃げる)
ミーナ (私だったら逃げる) 

58 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/29(月) 00:56:19 ID:sfOwb1ds
ハンジ 「さぁ、それよりも、もう直ぐパフェが届くよ!
君達、胃袋の準備は万全かい?」ウフフ

マルコ 「僕なんかが、どこまで戦力になるか分かりませんけれど」

ジャン 「やれるだけやります」

ミーナ 「別バラは貸切にしてあります!」

コニー 「おう!」



63 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:00:48 ID:zzPPKOIA
ミーナ「ハンジさん、パフェってもしかして、あれですかね?」

マルコ「あれは、店頭用の大きいディスプレイじゃ……」

ハンジ「いや、こっちにくるよ」

ジャン「嘘だろ……3人がかりで運んでるぞ」

ゴトッ 

64 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:01:21 ID:zzPPKOIA
ハンジ「うぉおおお、すげぇええ」

ミーナ「何というか、これは……」

ジャン「パフェの概念を越えてるな」

マルコ「最早、小さな山だね」

コニー「これが何なのか解らないのは、俺が馬鹿だからなのか?」 

65 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:02:12 ID:zzPPKOIA
ハンジ 「冷気で湯気が出てるみたいに見えるよ、ほら!リヴァイも見て!」ヒャッホイ

リヴァイ「はしゃぐな、また追い出されるぞ」チッ

ミーナ (はしゃいだんだ……)

ジャン (追い出されたんだ……) 

66 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:04:00 ID:zzPPKOIA
ミーナ「コニーと同じくらいの大きさかも」

コニー「俺は鎧の巨人だったのか……」

マルコ「胴体に頭と腕がついてて、巨人をイメージしてるのは伝わるね」

ジャン「近距離で見ると、ただの甘いものの集合体だな。土台はアイスクリームか?」 

67 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:04:55 ID:zzPPKOIA
店員 「それでは、ただいまより2時間以内に完食されたら、無料になります」

ハンジ「はーい!いただきまーす!!」ヒャッホー

コニー「俺も!」

サクッ パク 

68 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:06:14 ID:zzPPKOIA
ミーナ 「流石、ハンジさん!いきなり巨人のうなじ部分を狙いに行った!」

ジャン 「俺達に出来ないことをやってのける!そこに痺r

ハンジ 「痺れる!頭がぁぁああああああ!」

リヴァイ「一気に食うからだ、馬鹿が」 

69 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:07:25 ID:zzPPKOIA
コニー 「ぎゃあああああ、頭があああああ」

マルコ 「コニィイイイイ!!」

リヴァイ「……馬鹿しかいないのか」チッ

ミーナ 「あ、ハンジさんが食べたところ、鉄芯が埋め込んである」

ジャン 「これで、腕と頭を固定してるのか」 

70 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:08:40 ID:zzPPKOIA
ミーナ 「でも、これって露出したらまずいんじゃ……」

マルコ 「腕と頭がグラついてきた!速く食べないと!」

ジャン 「何も、弱点まで再現する必要ねぇだろ!」

ハンジ 「私は頭から攻める! ジャンとミーナは右腕を!あと二人は左腕を担当して!」

「「はっ!」」 

71 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:09:47 ID:zzPPKOIA
ハンジ 「うーん、頭は髪の毛部分にシロップ付けのパインが乗ってる!あまーい!
体と同じで、顔も土台はアイスクリームだね!     
顔の鎧部分は生クリームだ!問答無用の甘味無双だよ!」ガツガツ

ミーナ 「腕も基本はアイスクリームに生クリームです!」ガツガツ

ジャン 「でも、どういうわけか、コーンフレークがちりばめられています!」ガツガツ

マルコ 「左腕はアイスクリームじゃない!スポンジケーキだ!スポンジと生クリームの相性が最高だよ!」モグモグ

コニー 「切った苺も挟んであるぞ!美味いな!」モグモグ 

72 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:11:02 ID:zzPPKOIA
ハンジ 「ぐぉおおお!頭がキーンてなる!」

ミーナ 「ぐぅ……私もです」モグモグ

ジャン (口の横に生クリームつけてる姿が、異様に似合うな)モグモグ

ミーナ (何か失礼なことを考えてる視線を感じる)モグモグ 

73 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:13:21 ID:zzPPKOIA


ハンジ 「よっしゃぁああ!頭部、完食!」キーン

ミーナ 「はやっ!って、唇が紫色になってますよ!?」

ジャン 「生き急ぎ過ぎですよ!」

ハンジ 「店員さん、コーヒーもらえるかな!あっついの!」 

74 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:14:13 ID:zzPPKOIA
ジャン 「開始15分で頭部と両腕を削ぐことが出来たが、胴体が丸ごと残ってるな」

ミーナ 「ハンジさん、アイス食べ過ぎて体が冷えて震えてますよ」

ハンジ 「ナナナ、ナニ、イイイイッテン、ダダダカカカ」カクカク

ジャン 「壊れた腹話術人形みたいな、口の動きになってますよ」 

75 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:15:25 ID:zzPPKOIA
マルコ 「僕達だけで、やるしかないね」

ジャン 「あぁ、俺達で巨人(パフェ)を駆逐してやるんだ」

ミーナ 「お腹がくちくなるね!」ドヤァ

コニー 「……? 口の横に生クリームつけて、馬鹿みたいだぞ」

ミーナ 「ヒドイ!!」ガーン 

76 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:17:18 ID:zzPPKOIA
マルコ 「頭部と腕を支えていた鉄芯は除去したよ」

ジャン 「円柱状のアイスクリームに、チョコレートとフルーツ、生クリームが飾られてる」

ミーナ 「口の中が冷たい」

コニー 「俺はまだ、イケるぜ!」パクパク 

77 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:18:45 ID:zzPPKOIA
マルコ 「上から崩して食べていくしかない!」パクパク

ジャン 「味はもう、二の次だ!とにかく腹に押し込め!」パクパク

ミーナ 「もう1年分のアイス食べたよぅ」パクパク

コニー 「頭があああああ」キーン 

78 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:19:52 ID:zzPPKOIA


ジャン 「まさかな……」

マルコ 「こんなことになるなんて……」

ミーナ 「……まだ開始30分だよ」

コニー 「もう無理。もぉむり。モームリ!」ブルブル 

79 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:20:48 ID:zzPPKOIA
ジャン 「完全に、手が止まった……」

ミーナ 「まだ、胴体の3分の2が残ってるよ…」ウプッ

マルコ 「胃袋が冷たい……」

コニー 「寒い……誰か毛布くれ」ガクガク 

80 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:21:47 ID:zzPPKOIA
ジャン 「腹の虫が冬眠しちまうぞ」

マルコ 「僕のはもう、冬眠したよ。胃袋を通り越して、背骨まで冷たい。というか痛い。
骨身に染みるって、こう言う事なんだね」

コニー 「おいおい、マルコが意味分からないこと言い出しだぜ」ハハハ

ミーナ 「コニー、そこには誰もいないよ?」 

81 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:22:59 ID:zzPPKOIA
ハンジ 「待たせたね、君達!」

ミーナ 「ハンジさん!」

ジャン 「復活したんですか!」

マルコ 「唇の色も鮮やかに!」

コニー 「おぉ、頼もしい顔付きだ」ガクブル

ミーナ 「コニー、その人はリヴァイ兵長だよ」 

82 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:24:27 ID:zzPPKOIA
ハンジ 「私に掛かれば、この程度のアイスクリー……アイス、ク……アイ、ス」ブルブル

ジャン 「ハンジさん!?」

ミーナ 「コーヒー飲んでください!熱いの!」

ゴクゴクゴク 

83 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:25:43 ID:zzPPKOIA
ハンジ 「……ふぅ、落ち着いた」

ジャン 「ハンジさんが、こんなになるなんて……」

ミーナ 「なんて恐ろしい相手を敵にしてしまったの!?」

コニー 「何だか、温かくなってきたな……」

マルコ 「コニー、しっかりするんだ、寝たらダメだ!」 

84 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:26:15 ID:zzPPKOIA
ジャン 「アイスは無理でも、フルーツと生クリームの部分だけでも食べよう」

ミーナ 「そうだね、少しでも減らして」ウプッ

マルコ 「ミーナ、無理に食べようとしても、体が拒否するよ」

コニー 「」zzzz 

85 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:26:58 ID:zzPPKOIA


ジャン 「もう、甘いもの、食いたくねえ……」モグ

ミーナ 「アイスクリームと発明した人と、バニラを作った人が憎い。
憎しみで、アイスが減ればいいのに」モグ

マルコ 「人は何故生きているのだろう……その意義とは……」モグ

コニー 「」 

86 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:28:05 ID:zzPPKOIA
ハンジ 「君達、もういい。もういいんだ。これ以上は体を壊す」

ジャン 「ハンジさん」

ミーナ 「でも、まだあと1時間あります」

マルコ 「胴体アイスも半分あるけどね」ハハハ 

87 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:29:11 ID:zzPPKOIA
ハンジ 「30分休もう、ライスト30分でスパートをかける」

ミーナ 「……はい」

ジャン 「俺達もコーヒーを飲んで、体温を取り戻そう」

マルコ 「甘くなければ、何でもいいから口に入れたいよ」 

88 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:30:26 ID:zzPPKOIA


ジャン 「そろそろコニー起こせよ、少しでも戦力が欲しい」

マルコ 「コニー、目を覚ましてよ。



……コニー?」

ミーナ 「……ねぇ、コニー、どうしたの?」

ハンジ 「ま、まさか……」 

89 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:31:30 ID:zzPPKOIA
コニー 「おぉ、いつのまにか寝てたのか」ヒョコ

ジャン 「人を驚かすんじゃねえよ!この馬鹿!」

ミーナ 「ビックリしたぁ」

ハンジ 「良かったぁ」 

90 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:32:45 ID:zzPPKOIA
コニー 「何だ、まだアイス残ってんのか」パクパク

ジャン 「どういうことだ、急に食欲を取り戻してるぞ!?」

マルコ 「眠っていたからだ!人は寝ると体温が上昇する!」

ハンジ 「まさか、これを見越して睡眠を!」 

91 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:33:57 ID:zzPPKOIA
ジャン 「それは無いです」

マルコ 「それは無いですね」

ミーナ 「それは無いですよ」

ハンジ 「あ、うん」 

92 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:34:33 ID:zzPPKOIA
ジャン 「突破口は見えた!あとは各人、全力を尽くしてくれ!」

ミーナ 「うんっ!」

マルコ 「胃袋まで凍らせてしまっては、不死鳥の名折れだからね!」 

93 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:35:46 ID:zzPPKOIA


ジャン 「マルコ、あと何分だ?」ハァハァ

マルコ 「5分くらいかな」フゥフゥ

ミーナ 「暑いとか寒いとかじゃなくて、もう胃に入らない」ヒィヒィ

コニー 「腹いっぱいだ」ホゥ 

94 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:36:58 ID:zzPPKOIA
ハンジ 「あと1/5なのに……もう無理だ」

ジャン 「俺が、止めを……」プルプル

ミーナ 「ジャン、もう手が震えてるよ」

マルコ 「僕は、何て無力なんだ……」 

95 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:38:32 ID:zzPPKOIA
リヴァイ「おい、クソメガネ」

ハンジ 「やぁ、リヴァイ。情け無いところを見せてしまったね」ハハハ

リヴァイ「お前は何だ?」

ハンジ 「は?」 

96 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:39:34 ID:zzPPKOIA
リヴァイ「お前は、ただの巨人好きの"奇行種"か?」

ハンジ 「いや、私は」

リヴァイ「巨人研究の第一人者か?」

ハンジ 「私は……」

リヴァイ「調査兵団の分隊長か?」

ハンジ 「わたしは」 

97 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:40:30 ID:zzPPKOIA
リヴァイ「お前は、ハンジ・ゾエだろうが!」

ハンジ 「……」

リヴァイ「……」

ハンジ 「……分かったよ」フフ 

98 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:41:53 ID:zzPPKOIA
ハンジ 「君達、よく見ておくんだ」

ミーナ 「……ハンジさん?」

ジャン 「一体、何を……?」

コニー 「おい、アレはヤバイ目だ。
覚悟を決めた、手負いの獣と同じ目だぞ」 

99 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:43:32 ID:zzPPKOIA
ハンジ 「私の生き様っ!そして死に様を、その目に焼き付けてくれ!」

ミーナ 「ハンジさん!!」

ジャン 「やめてください!!マルコ、止めてくれ!」

マルコ 「くっ……体が!冷えて動かないっ!」 

100 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:44:24 ID:zzPPKOIA
ハンジ 「これが、調査兵団の魂!!自由の翼を掲げた、人間の魂だ!」

ガッ

ぱくっ

もぐもぐもぐ
もぐもぐもぐもぐ
もぐもぐもぐもぐもぐ
もぐもぐもぐもぐもぐもぐ
もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ
もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ
もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ
もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ 

101 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:45:18 ID:zzPPKOIA
ゴクン

ハンジ 「おいし、かっ…………t」ニコッ

バタン

ミーナ 「ハンジさあああああああん!」

ジャン 「ミーナ動かすな!コニー、上着をかけろ!」

マルコ 「店員さん!コーヒーを!熱いのをお願いします!」

リヴァイ「悪くねぇ」 

102 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:46:21 ID:zzPPKOIA


ハンジ 「」スヤスヤ

リヴァイ「何時まで寝てやがる、クソメガネ」

ミーナ 「そんなこと、言わないであげてください」

マルコ 「そうだ。僕達の分だけでも、コーヒー代をお支払いします」

リヴァイ「ガキが気を使うな」チッ 

103 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:47:44 ID:zzPPKOIA
ジャン 「マルコ諦めろ、俺とミーナも、一回も受け取ってもらったことが無い」

リヴァイ「その金は、いつかお前らの後ろを危なっかしく付いてくる、クソガキの為に使え」

マルコ (……カッコイイ)

コニー (……喉かわいた) 

104 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:48:53 ID:zzPPKOIA
リヴァイ「俺は、このメガネを引きずって行く、まだ日は出てるが、お前らもさっさと帰れ」

ジャン 「はいっ、ハンジさんをよろしくお願いします」

ミーナ 「なるべく、やさしくお願いしますね」

リヴァイ「知ったことじゃねえ」スタスタ 

105 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:49:36 ID:zzPPKOIA
ミーナ 「そんなこと言って、ちゃんと背負ってる帰るんだね」フフ

ジャン 「リヴァイ兵長だからな」

マルコ 「僕は、いつかハンジさんのように、誰かの為に身を捧げることが出来るだろうか」

コニー 「その時に考えれば良いだろ、そんなもん」 

106 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/30(火) 22:51:01 ID:zzPPKOIA
マルコ 「そうだね。その時が、いつなのかは分からないけど……」

ジャン 「あー、体中が甘ったるい」

ミーナ 「そうだね、汗まで甘くなってる気がする」

ジャン 「熱くて辛いものでも食いたいが、これ以上は流石に入らねえな」

110 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/31(水) 22:59:56 ID:B5cHwdbg
ミーナ 「今日は帰ろうよか。これ以上食べたら、胃袋が破裂しちゃう」

マルコ 「そうだね」

コニー 「おうっ」

ジャン 「あぁ、でも、辛いものは食いたいなぁ」 

111 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/31(水) 23:01:47 ID:B5cHwdbg


ジャン母(ジャンったら、憲兵団に入るって出て行ったっきり、

手紙もよこさないで……全く。

訓練中に死ぬこともあるって言うし、便りが無いのは良い頼りなんでしょうけど」

ジャン母「あの子のこと考えてたら、何だか辛いものが食べたくなってきたわね。

急に、なんでかしら?」 

112 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/31(水) 23:02:39 ID:B5cHwdbg
ジャン母「あら丁度、良い香りが……このお店ね?」

ジャン母「タンタン・メン?」

ジャン母「物は試しね、入ってみましょう!」 

113 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/31(水) 23:03:45 ID:B5cHwdbg
タンタン麺 ヒェンツーハウゼ

ジャン母「色々あるのね……この普通の坦々麺が良さそうだわ、これください」

ジャン母「え? 麺の大盛りが無料? いいわよぉ、そんなに食べきれないわぁ」

ジャン母「代わりに杏仁豆腐が付くの? 何だか悪いわぁ」アラヤダー 

114 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/31(水) 23:04:03 ID:B5cHwdbg
ジャン母(坦々麺以外も置いてるのね、男の人がお酒を飲むお店だったのかしら)

ジャン母(でも、女の子も結構いるみたいだし、私がいても変じゃないわよね?)キョロキョロ

ジャン母(昔は、女一人でラーメン屋に入るなんて、とても出来なかったけど、

今じゃ、全く気にしなくなったわね。私もオバサンになったのねぇ)シミジミ 

115 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/31(水) 23:05:43 ID:B5cHwdbg


ジャン母(坦々麺が着たわ、見事に真っ赤ね。

具は、もやし、チンゲンサイ、炒めた豚挽き肉、それとゆで卵かしら」

ジャン母(凄いわね、唐辛子の鮮烈な香り! ゴマの香ばしさと絡み合って、味覚を刺激するわ!

それに、湯気が目に入っただけで、辛味が目から鼻腔に抜けて行くみたい!」 

116 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/31(水) 23:06:42 ID:B5cHwdbg
ジャン母(目と鼻って繋がってるのね。スープは辛そうだから、麺から頂きましょう。

白くて細い麺。コントラストが赤いスープによく映えてるわね」

ズズズ

ジャン母(辛いっ!目から火花が出る辛さだわ!強烈な辛さの後に、ゴマの風味が漂うわね!

お水を飲みたいけど、お腹がちゃぽちゃぽになっちゃうから、今は我慢よ) 

117 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/31(水) 23:07:43 ID:B5cHwdbg
ジャン母(チンゲンサイをつまんでみましょう。葉っぱには火が通ってるけど、

芯の部分の食感がいいわね!もう麺をもうちょっと食べてみようかしら)

ズルズル

ジャン母(最初ほど、辛さを感じないわ!辛味に慣れたからかしら?

その代わり、さっきよりもゴマの風味を感じるわね!

あー!辛いの来たわ!後から辛いのが来た!) 

118 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/31(水) 23:08:26 ID:B5cHwdbg
ジャン母(ふぅ、汗が出てくるわね。上着を脱いじゃおうかしら。

もやしも食べて見ようかしら)

シャキシャキ

ジャン母(軽くお湯を通してあるだけなのね!シャキシャキした食感が格別だわ!

それに、もやしって味がないものかと思っていたけど、ゴマの香りとよく合うのね!

そこにスープの辛味がついて、麺よりも食べやすいかもしれないわ!) 

119 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/31(水) 23:09:53 ID:B5cHwdbg
ジャン母(具ばっかり食べてたら、麺だけ残っちゃうわ。麺も食べましょう)

ズルズル

ジャン母(ふんふん、相変わらず辛味がくるけど、大分麻痺してきたのかしら、

ビリビリくる刺激が楽しくなってきたわ!喉の奥が痙攣するような辛味ね!

ジュワジュワと唾液が分泌されて、辛味を薄めようとしてるを実感するわ) 

120 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/31(水) 23:10:32 ID:B5cHwdbg
ジャン母(はぁ、顔の表面が熱くなっちゃう)パタパタ

ジャン母(ちょっと、スープも飲んでみようかしら)

ズズズ

ジャン母(辛ぁあい!染み込む辛味ね!貼りつく刺激だわ!お水!飲まなきゃ!) 

121 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/31(水) 23:11:38 ID:B5cHwdbg
ゴクゴク

ホゥ

ジャン母(辛かったわ。辛いのが好きな人はいいのかもしれないけど、私には強すぎるわね。

スープを飲むのはやめて、ゆで卵食べましょ) 

122 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/31(水) 23:13:19 ID:B5cHwdbg
パク

ジャン母(はぁ、落ち着く味。そんなにスープが染み込んでないから、卵の甘みが残ってるわ。

あとは、豚挽き肉もスープに浸かってるけど、美味しそうだわ)

モグモグ

ジャン母(お肉の旨味と辛味が相性ピッタリね!これだけでも料理として成立しちゃいそう!

うーん、この辛いお肉をご飯の上に乗せたら美味しそうね……

いいえ、ダメよ。ここで誘惑に負けたら、また体重増えちゃうわ。我慢しなきゃ) 

123 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/31(水) 23:14:32 ID:B5cHwdbg
パクパク

ジャン母(お肉だけでも、十分美味しいもの。辛さも落ち着いたし、また麺を……)

ズルズル

ジャン母(また辛味が!下手に口が落ち着く前に食べるんだった!美味しいけど、辛い!

もうこうなったら、一気に食べきっちゃうわよ!) 

124 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/31(水) 23:15:20 ID:B5cHwdbg
ズルズル

ジャン母(ゴマの香りと、突き抜ける辛味!)

ズルズル

ジャン母(熱い!体の内側から燃焼するようだわ!) 

125 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/31(水) 23:15:32 ID:QF2rDgwo
ああそれでスレタイ… 

126 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/31(水) 23:16:15 ID:B5cHwdbg
ズルズル

ジャン母(美味しい!痺れる味覚!辛味だけが舌に突き刺さる!)

シャクシャク

ジャン母(もやし!辛味の中の清涼剤!でも、このもやしが辛味と結託して、また美味しい!)

チュルチュル 

127 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/31(水) 23:17:34 ID:B5cHwdbg
チュル

ジャン母(勢いで、全部食べちゃったわ……)

ジャン母「え? あら、スミマセン。そういえば杏仁豆腐があるんだったわね」オホホホ

ジャン母(タイミングピッタリだったけど、食べ終わるまで見られてたのかしら)イヤダワー

ジャン母(うーん、杏仁豆腐の甘い香り、フルーツのシロップみたいな香りよね) 

128 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/31(水) 23:18:36 ID:B5cHwdbg
パクッ

ジャン母(白くてツルンとした喉越し、辛味でやられた喉に染みるわぁ……

この杏仁豆腐、普通のよりも口どけが柔らかいわね)

パク

ジャン母(何が違うのかしら……微かに、どこかで嗅いだことのある風味が……) 

129 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/31(水) 23:19:53 ID:B5cHwdbg
パク

ジャン母(このまろやかさは…そうだわ、ミルクよ! 杏仁豆腐を作り時に、ミルクを使うけど、

ミルクが普通の杏仁豆腐よりも多いんだわ! 今度、家でも作ってみようかしら。

水を入れずに、代わりにミルクを使えば作れるかしらね?) 

130 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/31(水) 23:20:54 ID:B5cHwdbg
パクパク

ジャン母(はぁ、癒される甘みね……日焼け後に塗った消炎剤みたいに口の中が落ち着いていくわ……)

フゥ

ジャン母(ご馳走様でした) 

131 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/31(水) 23:22:09 ID:B5cHwdbg
ジャン母(美味しかったわぁ、今度あの子が帰ってきたら、一緒に食べにまた着たいわね。

年頃の男の子だから、母親と一緒は嫌がるかしら?)ウフフ

ジャン母(好きな子とか出来たのかしらね。聞いても絶対に言わないんでしょうけど。

父親に似て面食いだから、身の丈も考えずに、凄い美人に惚れそうね)フフン 

132 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/31(水) 23:23:34 ID:B5cHwdbg
ジャン母(顔は悪くないと思うのよね。ちょっと捻くれてるけど。

人の恋人に横恋慕でもしてなければ、もしかして今頃彼女くらいいるんじゃないかしら)ニヤニヤ

ジャン母(休暇日に恋人連れて帰ってくるかもしれないし、あの子の部屋でも掃除しておきましょうかね!) 

133 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/31(水) 23:24:37 ID:B5cHwdbg
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ジャン・キルシュタイン
アイスクリームだけでは無い、妙な寒気に急に襲われる。

ミーナ・カロライナ
コーヒーを飲みすぎて、夜眠れなくなる。

マルコ・ボット
暫くの間、甘いものを見るだけで気持ち悪くなる。

コニ・スプリンガー
他のテーブルの客が食べてたドーナツが美味しそうだったので、次の日食べに行く。
マルコも誘ったが、凄い顔で断られた。 

134 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/31(水) 23:25:41 ID:B5cHwdbg
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リヴァイ
結局、詰め所までハンジをおぶって帰る。

ハンジ・ゾエ
朝まで爆睡。スッキリした顔で起きてきたら、リヴァイに蹴飛ばされた。
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(おわり) 


138 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/01(木) 02:36:27 ID:2i8DpawY

キルシュタインさん予想外すぎワロタww
タンタン麺食いたい 

139 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/01(木) 03:15:19 ID:F1Fu1Jq.
今スレタイ理解したwww 


関連スレ:
この書き手の作品

(このシリーズも沢山あります)


お勧めSS:

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アルミン「ジャン!君が人類最強だ!」
元スレ:キルシュタイン「タンタン・メン?」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1374943083