1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 18:18:05 ID:CwlWA4Gk0
僕の名前は岸辺露伴

職業は漫画家―
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 18:19:11 ID:CwlWA4Gk0
露伴「はい。これが今週の原稿だ」 

担当「はい~。ありがとうございますぅ~」 

露伴「しかし珍しいな。僕はいつもどおり直接編集部に送りたかったんだが・・・」 

担当「はい~。実はですねぇ~。先生にはですねぇ~。ヤングジャンプでぇ~新しい連載をぉ~してもらいたくてですねぇ~そのお願いに来たんですがぁ~。」 

露伴「ヤングジャンプで?いいよ。時間にも余裕があるし・・・。ぼんやりだが描いてみたいものもある」 

担当「それじゃあやってくれるんですねぇ~」 

露伴「ああ。ただそのために取材がしたいな」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 18:21:57 ID:CwlWA4Gk0
担当「取材ですかぁ~」

露伴「ああ。なんというか急に発展した近未来的都市みたいなところを舞台にした作品が書きたいんだ。でもまだその程度しか考えてない。だから取材してもっとイメージを固めようと思ってね」

担当「近未来的都市ですかぁ~。それなら見滝原なんてどうですかねぇ~」

露伴「見滝原?」

担当「この前仕事で行ったのですがぁ~まさに近未来都市って感じでしたよぉ~。行ってみたらどうですかぁ~」

露伴「見滝原ねぇ」



岸辺露伴 見滝原へ行く

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 18:23:35 ID:CwlWA4Gk0
バァーーーーーン



露伴「いいぞ、いいぞ、いいぞ」パシャパシャパシャ

露伴「学校も病院も風力発電も!!まさに僕のイメージどおりだ」パシャパシャパシャ

露伴「こんなところがあったなんて!!」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 18:25:08 ID:CwlWA4Gk0
露伴「いやーよかった。舞台のイメージはだいぶつかめたぞ」

露伴「あとはキャラだな・・・ん?」

露伴「あのCDショップのピンクの髪の娘・・・」

露伴「ああいう子が戦ったりしたら面白いだろうな・・・。でも読者に『萌えに走った』とか言われないかな・・・。言われないか、僕の画風じゃあ・・・」

露伴「僕もCDを見ていこう」

露伴「ブラッド・ペイズリーか・・・。このアルバムはまだ持っていなかったな」

露伴「レディー・ガガも・・・。まだだったな・・・ん?」

タタタタ

露伴「あの娘・・・。いきなり走ってどこに行くんだ?」

露伴「様子が変だ。追ってみよう。何かあるかもしれない」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 18:26:48 ID:CwlWA4Gk0
露伴「こっちに行ったはずだが・・・。見当たらないな。どこだ、ここ?立ち入り禁止なんて入らなければよかったな」

露伴「ん?何だこのサイケデリックな空間は?空間演出としては嫌いじゃないが・・・。ショッピングセンターには合わないだろ」

露伴「いや・・・よく見てみると・・・ライトもない。プロジェクターもない。これは・・・『演出』じゃあない・・・。本当にこういった『空間』だ。『結界』のようだ・・・」

露伴「何なんだ、いったい?」ドドドドドドドドドドド

さやか「まどか、あそこにに人がいるよ」

さやか「すいませーん、ここどこですか?どうやって出ればいいんですか?」

露伴「(あ、さっきの娘だ)すまないが僕もわからなくてね・・・。いったい何がどうなっているのか」

さやか「あれ?この人どこかで見た気が・・・」

まどか「知ってるの?」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 18:27:56 ID:CwlWA4Gk0
さやか「うーんと・・・。あ!思い出した!!岸辺露伴じゃん!!」

まどか「ええ!!『ピンクダークの少年』の!?」

さやか「すごい!!すごい!!私ファンなんです!!サイン書いてもらえますか!!『さやかちゃんへ!!』って書いてください!!」

露伴「後で書いてあげるから・・・。そんなことよりこの状況をどうにかしないと・・・」

露伴「ん?」

露伴「その手に持っているのはなんだ?ぬいぐるみじゃあないよな・・・。生き物か?」

QB「!! 驚いたな。まさか君にも見えているなんて・・・」

露伴「!! しゃべった!!なんだ、こいつは?」

さやか「うお!!本当にしゃべった!?」

QB「そこまで驚かなくてもいいんじゃないかな」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 18:30:33 ID:CwlWA4Gk0
まどか「あ、あああ」

さやか「どうしたの?まどか?」

まどか「い、何かいる・・・」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

アントニー「Das sind mir unbekannte Blumen」

アントニー「Ja, sie sind mir auch unbekannt」

アントニー「Schneiden wir sie ab」

アントニー「Ja schneiden doch sie ab」

アントニー「Die Rosen schenken wir unserer Königin」

さやか「冗談だよね。私、悪い夢でも見てるんだよね。ねぇ、まどか。」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 18:32:14 ID:CwlWA4Gk0
ジャラジャラジャラジャラ

バ―――――ン

さやか「あ、あれ?」

まどか「これは?」

露伴「? 何が起きた?」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 18:35:04 ID:CwlWA4Gk0
マミ「危なかったわね。でも、もう大丈夫」

マミ「あら、キュウべぇを助けてくれたのね。ありがとう。その子は私の大切な友達なの」

まどか「わたし呼ばれたんです。頭の中に直接この子の声が」

マミ「ふぅん。なるほどね。その制服、あなたたちも見滝原の生徒みたいね。2年生?」

さやか「あなたは?」

マミ「そうそう、自己紹介しないとね。でも、その前に。」

マミ「ちょっと一仕事片付けちゃって良いかしら。」

露伴「!? 何だ!? 服が変わった!!」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 18:38:06 ID:CwlWA4Gk0
マミ「はっ」

ドドドドドドン!!

露伴(無数の銃が・・・。なんだ?彼女は『スタンド使い』なのか?)

露伴(しかし・・・)

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 18:41:42 ID:CwlWA4Gk0
まどか「す、すごい。」

シュワーーーーーン

さやか「も、もどった。」

露伴「すばらしい!!」

マミ「えっ!?」

露伴「すばらしい!!とてつもなくいい!!とても画になるんだ、君はッ!!」ガシッ

マミ「え、えっと・・・」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 18:43:04 ID:CwlWA4Gk0
露伴「すごい、すごい!!こんなものが見られるなんて!!来た甲斐があった!!!」

マミ「あの、えっと、手を離してくださる・・・?」

露伴「決めたぞッ!!!僕は君を『マンガ』にしたい!!!」

マミ「えっ・・・ええっ!!??」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 18:43:41 ID:CwlWA4Gk0
ほむら「」スタッ

露伴「? また誰か来たぞ」

マミ「魔女は逃げたわ。仕留めたいなら直ぐに追いかけなさい。今回はあなたに譲ってあげる。」

ほむら「私が用があるのは」

マミ「飲み込みが悪いのね。見逃してあげるって言ってるの。」

ほむら「・・・」

マミ「お互い、余計なトラブルとは無縁でいたいと思わない?」

ほむら「」くるっ

ヒュンッ

まどか&さやか「はぁ」

露伴「・・・」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 18:45:38 ID:CwlWA4Gk0
キュワーーーーーン

QB「ありがとうマミ。助かったよ」

マミ「お礼はこの子たちに。私は通りかかっただけだから」

QB「どうもありがとう。僕の名前はキュウべぇ」

まどか「あなたが、私を呼んだの?」

QB「そうだよ、鹿目まどか。それと美樹さやか」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 18:47:06 ID:CwlWA4Gk0
さやか「なんで私たちの名前を?」

QB「僕、君たちにお願いがあって来たんだ」

まどか「お、お願い?」

QB「僕と契約して、魔法少女になって欲しいんだ」

露伴「魔法少女・・・?」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 18:48:32 ID:CwlWA4Gk0
露伴「この病院もなかなかいいな」パシャパシャ

露伴「ほんと、この街の建物のセンスはいい。杜王町とはまた違った趣がある」

露伴「しかし魔法少女か・・・。そんなものが実在していたとはな・・・。ファンタジーやメルヘンじゃあないんだから・・・」

露伴「マミの説明では願いをひとつ叶える代わりに魔女と戦うって言ってたな・・・。ほかにもいくつか『ルール』がある」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 18:50:34 ID:CwlWA4Gk0
露伴「魔女は普通の人間の目には見えない。魔女を倒すとグリーフシードを手に入れることができる。グリーフシードを使うことで魔力の源、ソウルジェムの汚れを取り魔力の回復ができる・・・」

露伴「だから、グリーフシードの取り合いで魔法少女同士で戦うこともあるという・・・。面白いな。うまくストーリーに落とし込めばかなりの傑作になるぞ」

露伴「しかし、何よりも巴マミだ。『正義のために戦う魔法少女』・・・。ビジュアルもいい。彼女はいいキャラをしている。

露伴「事故から自分だけ生き残ったっていう影の部分もある・・・。読者からのウケもかなりいいだろう。『ティロ・フィナーレ』っていう必殺技もあるしな・・・」

露伴「街の平和のため魔女と戦い続ける正義の魔法少女巴マミ・・・。一方、自分の力のために魔女や他の魔法少女も容赦なく倒し続ける暁美ほむら・・・。二人はライバル的な関係で拮抗するも最後には正義が勝つ!いいぞッ!!いいぞッ!!」

さやか「あれ?露伴先生」

26: やべぇ。文長すぎた 2011/10/23 18:52:54 ID:CwlWA4Gk0
露伴「さやか、それにまどか」

まどか「取材ですか?」

露伴「ああ。この街は魅力的な建物が多くてね。君たちは?」

さやか「いやー、幼馴染のお見舞いに来たんだけれど何か今日は都合悪いみたいでさ。わざわざ来てやったのに、失礼しちゃうわよね」

露伴「そうか・・・。」

さやか「ん?まどか、どうしたの?」

まどか「あそこ・・・何か・・・」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 19:01:18 ID:CwlWA4Gk0
QB「グリーフシードだ!孵化しかかってる!」

露伴「何だって?」

まどか「嘘…何でこんなところに」

QB「マズいよ、早く逃げないと!もうすぐ結界が出来上がる!」

さやか「またあの迷路が?」

さやか「あ!まどか、マミさんの携帯、聞いてる?」

まどか「え?ううん」

さやか「まずったなぁ。まどか、先行ってマミさんを呼んで来て。あたしはこいつを見張ってる」

まどか「そんな!」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 19:03:23 ID:CwlWA4Gk0
QB「無茶だよ!中の魔女が出てくるまでにはまだ時間があるけど、結界が閉じたら、君は外に出られなくなる」

QB「マミの助けが間に合うかどうか・・・」

さやか「あの迷路が出来上がったら、こいつの居所も分からなくなっちゃうんでしょ?」

さやか「放っておけないよ。こんな場所で」

QB「まどか、先に行ってくれ。さやかには僕が付いてる」

QB「マミならここまで来れば、テレパシーで僕の位置が分かる」

QB「ここでさやかと一緒にグリーフシードを見張っていれば、最短距離で結界を抜けられるよう、マミを誘導できるから」

さやか「ありがとう、キュウべえ」

まどか「私、すぐにマミさんを連れてくるから」

露伴「まどか、僕も一緒に行こう」

まどか「露伴先生、ありがとうございます」

まどか「じゃあ、さやかちゃん、行ってくるね!!」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 19:06:13 ID:CwlWA4Gk0
~~~~

マミ「ここね」

マミ(キュゥべえ、状況は?)

QB(まだ大丈夫。すぐに孵化する様子はないよ)

まどか(さやかちゃん、大丈夫?)

さやか(平気平気。退屈で居眠りしちゃいそう)

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 19:07:12 ID:CwlWA4Gk0
QB(むしろ、迂闊に大きな魔力を使って卵を刺激する方がマズい。急がなくていいから、なるべく静かに来てくれるかい?)

マミ(わかったわ)

露伴「いいよな、君たちはテレパシーが使えて・・・」

マミ「ごめんなさい、露伴先生。簡単に説明すると刺激を与えないように静かに行きます」

露伴「そうか。わかったよ」

露伴(これでまた取材ができるぞ!!マミもいいが僕は魔女のデザインも気に入っている・・・。今回はどんな魔女が出てくるか・・・)
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 19:59:41 ID:CwlWA4Gk0
まどか「間に合ってよかった」 

マミ「無茶し過ぎ・・・って怒りたいところだけど、今回に限っては冴えた手だったわ。これなら魔女を取り逃がす心配も・・・」 

ほむら「」スタスタスタ 

まどか「え?あっ」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 20:00:19 ID:CwlWA4Gk0
マミ「言ったはずよね。二度と会いたくないって」 

ほむら「今回の獲物は私が狩る。貴女達は手を引いて」 

マミ「そうもいかないわ。美樹さんとキュゥべえを迎えに行かないと」 

ほむら「その二人の安全は保証するわ」 

マミ「信用すると思って?」 

シルシルシルシル ビシッ

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 20:00:50 ID:CwlWA4Gk0
ほむら「ば、馬鹿。こんなことやってる場合じゃ」 

マミ「もちろん怪我させるつもりはないけど、あんまり暴れたら保障しかねるわ」 

ほむら「今度の魔女は、これまでの奴らとはわけが違う」 

マミ「おとなしくしていれば帰りにちゃんと解放してあげる」 

マミ「行きましょう、鹿目さん、露伴先生」 

まどか「え・・・はい」 

ほむら「待っ・・・くっ」 

マミ「・・・」スタスタスタ

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 20:02:07 ID:CwlWA4Gk0
マミ「・・・」くるっ 

パァン 

ほむら「え・・・?」スタッ 

ほむら「? 巴マミ、どうして急に解放したの?」 

マミ「・・・。別に。ただの気まぐれよ・・・」 

まどか「マミさん・・・。」 

マミ(どうして解放したんだろう・・・?なぜか勝手にやっていたわ・・・) 

露伴「・・・」 

露伴(危なかった!マミがほむらを拘束したときはどうなるかと思ったよ)

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 20:03:27 ID:CwlWA4Gk0
少し前・・・ 

マミ「行きましょう、鹿目さん、露伴先生」 

まどか「え・・・はい」 

ほむら「待っ・・・くっ」 

マミ「・・・」スタスタスタ 

露伴(ヘブンズ・ドアー!!暁美ほむらを解放するッ!!)ズキュゥウン 

マミ「・・・」くるっ 

パァン 




露伴(とっさにヘブンズ・ドアーで書き込んでいてよかった・・・。本当に危なかった。このままほむらが拘束されていたら・・・) 

露伴(僕がほむらの『能力』を見ることができないじゃあないか!!)

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 20:04:05 ID:CwlWA4Gk0
まどか「あの・・・マミさん」 

マミ「なあに?」 

まどか「願いごと、私なりにいろいろと考えてみたんですけど」 

マミ「決まりそうなの?」 

まどか「はい。でも、あの・・・もしかしたら、マミさんには考え方が甘いって怒られそうで」 

マミ「どんな夢を叶えるつもり?」 

まどか「私って、昔から得意な学科とか、人に自慢できる才能とか何もなくて」 

まどか「きっとこれから先ずっと、誰の役にも立てないまま、迷惑ばかりかけていくのかなって」 

まどか「それが嫌でしょうがなかったんです」

12: >>11 すまないね 2011/10/23 20:05:38 ID:CwlWA4Gk0
まどか&マミ「」ベラベラベラベラ 

露伴「・・・どうやらまどかも魔法少女になるらしい」 

露伴「残念だったな、暁美ほむら(まぁ、僕としてはパートナーキャラが出来てうれしいが)」 

ほむら「・・・」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 20:06:46 ID:CwlWA4Gk0
マミ「じゃあ、こうしましょう。この魔女をやっつけるまでに願いごとが決まらなかったら、その時は、キュゥべえにご馳走とケーキを頼みましょう」 

まどか「ケ、ケーキ?」 

マミ「そう。最高におっきくて贅沢なお祝いのケーキ」 

まどか「ふぇ」 

マミ「それで、みんなでパーティするの。私と鹿目さんの、魔法少女コンビ結成記念よ」 

まどか「私、ケーキで魔法少女に?」 

マミ「嫌ならちゃんと自分で考える」 

まどか「はぃ・・・」 

キュゥべえ「マミ!グリーフシードが動き始めた!孵化が始まる。急いで!」 

マミ「オッケー、わかったわ。今日という今日は速攻で片付けるわよ」 

まどか「ええ・・・そんな・・・」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 20:07:26 ID:CwlWA4Gk0
バンバンドンバン 

マミ(体が軽い。こんな幸せな気持ちで戦うなんて初めて) 

ドォォォォオオオオン 

マミ「もう何も怖くない」 

マミ「私、一人ぼっちじゃないもの」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 20:08:52 ID:CwlWA4Gk0
まどか&マミ「あっ」 

マミ「お待たせ」 

さやか「はぁ間に合ったぁ」 

キュゥべえ「気をつけて!出て来るよ!」 

シャルロッテ「キュイイイイ!!」 

マミ「せっかくのとこ悪いけど、一気に決めさせて・・・」 

バァァァアアアン 

マミ「もらうわよ!」 

ビスビスビスビス

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 20:09:34 ID:CwlWA4Gk0
シャルロッテ「・・・」 

チャキッ 

ドォオン 

さやか「やったぁ!」 

マミ「ティロ・フィナーレ!!」 

ドグオォォォォオオオン 

シャルロッテ「」ニュルンッ 

マミ「あ」 

まどか「あっ、あっ」 

さやか「あぁ!」 

露伴「ああ!」 

シャルロッテ「」ガヂリッ

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 20:12:12 ID:CwlWA4Gk0
マミ「えっ!?えっ!?」 

まどか「マミさん!!」 

さやか「いつの間にここに!?」 

露伴「そんな、一瞬で!?」 

露伴(まさかッ!!)

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 20:12:58 ID:CwlWA4Gk0
シャルロッテ「?」ジジジジ 

バグオォォォォオオン 

シャルロッテ「?」シュルン 

ドグオォォォォォオオオオン 

シャルロッテ「??」シュルン 

ドバォォォオオオン 

シャルロッテ「????」シュルン 

ドバォォォオオン 

ドグオォォォォオオオン

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 20:14:44 ID:CwlWA4Gk0
ほむら「・・・・・・」スゥーーーースタ 

ギュムゥゥ 

露伴「あれは・・・ほむら!?」 

シャルロッテ「????????」 

ドグォォォォオオオオオオオオオオオオン 

露伴「ほむらがやったのか?」 

ほむら「」スタッ 

スタスタスタスタ

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 20:16:39 ID:CwlWA4Gk0
ほむら「命拾いしたわね、あなたたち・・・」 

マミ「暁美さん・・・」 

ほむら「巴マミ、あなたは自分が何をしていたのかわかっているの?」 

マミ「・・・」 

ほむら「後輩ができるかもしれないって浮かれて、油断して・・・。あなた、死んでいたわよ」 

マミ「・・・」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 20:18:18 ID:CwlWA4Gk0
ほむら「あなたが死ねばここの3人も死んでいた。あなたに『巻き込まれた』形でね・・・」 

ほむら「もしそうなったらあなたが殺したも同然よ」 

さやか「ちょっと転校生!!いくらなんでも言いすぎだよ!!」 

マミ「いいえ、美樹さん。今回は暁美さんの言っていることが正しいわ」 

まどか「マミさん・・・」 

マミ「確かに浮かれていたわ。鹿目さんが魔法少女になってくれるって言ってくれたし・・・ 

マミ「露伴先生なんか私をモデルにマンガを描いてくれるって言うし・・・」 

露伴「・・・」

23: 人いるか? 2011/10/23 20:20:37 ID:CwlWA4Gk0
マミ「そんなことで普通の人を危険にさらすなんて・・・。魔法少女失格ね・・・」 

さやか「マミさん・・・」 

マミ「鹿目さん、美樹さん、露伴先生。ごめんなさい」 

さやか「いや、その、別に大丈夫だったわけだし・・・」 

マミ「2人とももう魔法少女になろうなんて考えなくてもいいのよ」 

まどか「え、でも・・・」 

マミ「今回はたまたま運がよかっただけ・・・。命がけの危険な仕事ってことはわかったでしょ?」 

マミ「そんなこと・・・。やらなくていいならやらないほうがいいのよ・・・」 

露伴「マミ・・・」 

ほむら「」スタスタスタスタ 

露伴「・・・」 

マミ「では、帰りましょうか」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 20:23:22 ID:CwlWA4Gk0
ほむら「」スタスタスタスタ 

露伴「暁美ほむら・・・」 

ほむら「岸辺露伴・・・」 

ほむら「あなたももう私たちと関わるのはやめなさい」 

露伴「そう言われても僕はもう君たちの事を描くって決めたんだ。いまさら関わるななんて無理だね」 

ほむら「危ないってことがまだわからないの?」 

露伴「君たちは知らないだろうが僕だって危険な目には何度もあってるんだ。ちょっとやそっとのことじゃ問題ないよ」 

露伴「それより暁美ほむら・・・。君は何か隠しているな?」 

ほむら「・・・何のこと?」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 20:25:51 ID:CwlWA4Gk0
露伴「僕は漫画家だから観察力は人より高くてね・・・。なんとなくわかるんだよ・・・。 

   ・・・・・・・・・・・・・・ 
露伴「君は空っぽな言葉を喋っている。それが僕には何もかもあきらめて何かを隠しているからとしか思えないんだ」 

ほむら「あなたには関係ないわ」 

露伴「それに僕は君のその態度が嫌いなんだッ!!その『事情通です』って態度がな!!君だけが何か知っているからそういう態度になるんだッ!!」 

露伴「だから教えてもらうよ・・・。君が知っていることをな・・・」 

ほむら「何度でも言うけどあなたには関係ないわ」 

露伴「君がなんと言おうと僕は教えてもらうまで引き下がらないぞ」 

露伴「!! いない!?」 

ほむら「こっちよ」 

露伴(!! またいつの間にか後ろに・・・)

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 20:28:27 ID:CwlWA4Gk0
ほむら「魔法少女にはそれぞれ特殊な能力がある・・・。普通の人間じゃ太刀打ちできないわ。ここであなたを殺すこともできる・・・。今のうちに早く引き下がりなさい」 

露伴「・・・わかったぞ。君は『時を止めることができる』な」 

ほむら「!! そんな・・・どうして・・・?」 

露伴「ヘブンズ・ドアー!!!」 

パラパラパラパラ

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 20:30:10 ID:CwlWA4Gk0
露伴「僕の知り合いに同じような能力を持っている人がいてね・・・。時を止めるような相手には心理的な隙を突くしかないからな・・・」 

露伴「さて、君の記憶を読ませてもらうよ」 



『魔法少女は魔女になる』 

露伴「!?」 

『魂はソウルジェムに変えられる』 

『ワルプルギスの夜が来る』 

『鹿目まどかは死ぬ』 

『何度も何度も繰り返した』 

『何度やっても勝てない』 

『何度やってもまどかは死ぬ』 

露伴「・・・」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 20:34:05 ID:CwlWA4Gk0
露伴「ここだったな・・・」 

???「露伴先生~、何でこんなところまで連れて来たんスかぁ~」 

???「ここ病院じゃないスか」 

露伴「仗助・・・」 

仗助「おれも暇じゃあないんスよ。見滝原だっけ?こんなところまで・・・」 

露伴「いちいちうるさいな。いいか!?僕は君の交通費も出してる!食費も出してる!宿泊費も出してる!ここまでしてるんだ!!旅行に来たと思えばいい・・・。それだけしているんだから用のひとつくらいやるのは当然だろう!?」 

仗助「わ、わかったッスよ~」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 20:36:54 ID:CwlWA4Gk0
仗助「てか、わざわざおれに頼むような用事って何スか?」 

露伴「この病院にいるある患者と会ってほしい」 

仗助「は?」 

露伴「いいから早く行ってくれ。話は通してある」 

仗助「それだけッスかぁ?」 

露伴「行けばわかるから・・・。ほら、早く行った!!」ドンッ 

仗助「うぉッ!!わかったッスよ~。行けばいいんでしょ、行けば」ウィーン

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 20:39:56 ID:CwlWA4Gk0
仗助「えぇーと、すみませーん、露伴先生の紹介で・・・」 

ナース「あ、ファンの方ですね。話は聞いています」 

仗助「ファン?」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 20:43:43 ID:CwlWA4Gk0
恭介「・・・」 

恭介「・・・今日はベッドと窓が近いな・・・。リハビリに行っているとき掃除でずらしたのかな・・・」 

恭介「・・・いっそこのまま・・・」

33: >>31 ありがとう。心が折れかけてたわ 2011/10/23 20:44:43 ID:CwlWA4Gk0
ナース「さあ、こちらです」 

仗助「あ、はい、どうも・・・」 

仗助「しっかしすんなりいったなぁ~。まさか『ヘブンズ・ドアー』で書き込んだんじゃあないだろうなぁ~」 

仗助「しかし半ば強制的に引き受けさせられたとはいえぜんッぜん知らないヤツの病室に行くのはキンチョーするなぁ~。『会えばいい』って言ってたが・・・」 

仗助「まあ、言ってても仕方ねーか」コンコン 

恭介「! ・・・はい・・・」 

ガチャリ 

仗助「ど、どーもぉー、初めまして・・・」 

恭介「・・・」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 20:46:46 ID:CwlWA4Gk0
仗助(なんか暗いのがいるぞ・・・) 

恭介「何のようですか・・・」 

仗助「あ、いや~、その~、一応あんたのファン?ということで・・・」 

恭介「ファン?僕のバイオリンの?」 

仗助「そうそう!バイオリンの・・・」

36: >>35 激励感謝 2011/10/23 20:49:59 ID:CwlWA4Gk0
恭介「やめろ!!やめてくれ!!!僕の前でバイオリンの話はもう!!!」 

仗助「!?」 

恭介「いやなんだよ!!もう!!音楽もバイオリンも!!」 

仗助「お、おい!!」 

恭介「諦めろって言われたのさ」 

仗助「え?」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 20:52:08 ID:CwlWA4Gk0
恭介「もう演奏は諦めろってさ。先生から直々に言われたよ。今の医学じゃ無理だって」 

恭介「それなのに・・・。音楽も・・・バイオリンも・・・」 

恭介「もういやなんだ!!!」バリーーーーーーン 

仗助「おい!!何ガラスに手を突っ込んでんだ!?」 

恭介「動かないんだ・・・。こんなに血が出てるのに・・・もう、痛みさえ感じない。こんな手なんてっ!!」 

仗助「おい、お前・・・!」 

恭介「うううううううう・・・・・・・」 

仗助「もう、いいから。いいからって。落ち着けって、な」 

恭介「こんな手・・・!こんな手なんて・・・・。!?」

39: ちょっと飯食ってきます 2011/10/23 20:53:16 ID:CwlWA4Gk0
恭介「血が・・・止まっている・・・!?」クルッ 

恭介「そんな・・・。窓ガラスも直って・・・」ヒヤッ 

恭介「え・・・。『冷たい』・・・。窓ガラスのサッシが『冷たい』・・・」ピクッ 

恭介「動く・・・。手が・・・動く・・・!!」 

恭介「そんな・・・何がどうなって・・・」 

恭介「もしかして!!あなたが何かやったんですか!?」 

仗助「まあ、そうといえばそうなんだが・・・。説明するのもメンドくせぇからよォ~『奇跡』か『魔法』があったとでも思っておいてくれ」 

仗助「それじゃあな。どうやらおれの『用事』も済んだみたいだし・・・」 

恭介「え、あの・・・」 

仗助「じゃ」バタンッ

41: ただいま 2011/10/23 21:01:07 ID:CwlWA4Gk0
露伴「仗助のヤツ、うまくやっているだろうか?」 

さやか「あ、露伴先生!!」 

露伴「さやか、またか」 

さやか「またかって何ですか!?それより先生、早くサインくださいよぉー。色紙も今持ってますし」 

露伴「そういえばそうだったな・・・。わかった。今書こう」サラサラ 

さやか「ありがとうございます。あ、そうだ!!ついでにもう一枚書いてもらってもいいですか?」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 21:03:57 ID:CwlWA4Gk0
露伴「構わないが・・・。どうしてだい?」 

さやか「前も言ったと思うけどここに私の幼馴染が入院してて・・・。そいつに書いてもらってもいいですか?」 

露伴「いいよ」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 21:07:28 ID:CwlWA4Gk0
露伴「確か『上條恭介』くんだったな・・・」 

さやか「あれ?どうして名前を知ってるんですか?」 

露伴「う!?ま、前に言っていたじゃあないか・・・」 

さやか「あれー。そうだったかなー」 

露伴「まあいいだろ。それよりハイ、書けたよ」 

さやか「あ、ありがとうございます・・・。!!」 



『さやかちゃんへ!! 

   LUCK!&PLUCK! 

      岸辺露伴』

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 21:08:35 ID:CwlWA4Gk0
さやか「え、えーと・・・」 

露伴「『勇気』とは・・・。人のためであれ自分のためであれ・・・。一歩前に踏み出す力のことだ」 

露伴「さあ、早く渡しに行ってくれ」 

さやか「・・・はい!わかりました!」 

タッタッタッタッ 

露伴「その進んだ先に・・・『幸運』があらんことを・・・」 

露伴「・・・」 

露伴「『ああ、くそっ』! ガラにもないことをしたッ!!ホントはやるつもりはなかったのに!!!ただ腕を直させるだけだったのにッ!!」 

露伴「だから誰にも会いたくなかったんだ!!もう!!」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 21:11:40 ID:CwlWA4Gk0
さやか「恭介!! さっきそこで誰にあったと思う!?」 

恭介「うっ・・・うっうう・・・」 

さやか「!! 恭介!!どうしたの!?どこか痛いの!?」 

恭介「治ったんだ・・・。手が、治ったんだ・・・」 

さやか「本当!?」 

恭介「ああ、ほら」グッパグッパ 

さやか「本当だ・・・。でもどうして急に・・・」 

さやか(!!まさか!!)

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 21:16:13 ID:CwlWA4Gk0
恭介「信じてもらえないかもしれないけど・・・。ありのまま起こったことを話すよ・・・」 

恭介「さっき僕の『ファン』だって人が来てね・・・。そしたらいつの間にか・・・。手が治っていたんだよ」 

さやか「え・・・」 

恭介「何を言っているかわからないと思うけど僕も何をされたのかわからなかったよ・・・」 

恭介「信じられないよね、こんな話。その人は『奇跡』とか『魔法』とか言っていたけど・・・」 

さやか「・・・信じるよ」 

恭介「え・・・?」 

さやか「信じるよ。恭介がそう言っているんだし、信じるよ。奇跡も、魔法も、あるんだよ」 

さやか「現に恭介の手も治っているんだし・・・。私はそれで十分だよ・・・」 

恭介「さやか・・・」

50: >>49 ヘブンズ・ドアー!!「細かいことには目をつぶるッ!!」 2011/10/23 21:19:19 ID:CwlWA4Gk0
恭介「プッ」 

さやか「恭介?」 

恭介「いや、ちょっとその『ファン』の人のことを思い出してね・・・ククク」 

さやか「え!?」 

恭介「その人の髪型がおかしくて・・・。まるで頭にハンバーグが載ってるみたいだったんだよ・・・ププププ」 

さやか「頭にハンバーグゥ!?そんなのあるわけないじゃん!!ハハハハハ!!」 

恭介「いや、本当だったんだよ!!フフフフフ!!!」 

さやか「いや、ありえないって!!でもその人、カッコいいと思ってやってんのかな?だとしたらもう・・・フフフフフ」

さやか&恭介「アハハハハハハハハ!!!」 

QB「・・・」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 21:19:51 ID:NEzZYUzx0
おいばかやめろ死ぬぞ

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 21:21:14 ID:CwlWA4Gk0
仗助「露伴先生ぇー」 

露伴「お、やっと来たか。どうだったか?」 

仗助「一応、先生が期待していたことはやったつもりスよぉー」 

露伴「そうか。ならいい」 

仗助「・・・」イライラ 

露伴「どうした?なんかイラついているようだが?」 

仗助「いや、なんかね、よくわからないんスけどムショーにイライラするんスよ」 

露伴「は?」 

仗助「いや、なんか妙に腹が立つっていうか、バカにされてるっていうか、『治すんじゃあなかった』ってほんの一瞬だけ思ったっていうか・・・」 

露伴「?」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 21:23:59 ID:CwlWA4Gk0
まどか「ほむらちゃん、ちゃんと話せばお友達になれそうなのに」 

まどか「あれ?仁美ちゃん・・・」 

まどか「仁美ちゃ~ん。今日はお稽古事・・・あ」 

まどか「あれ・・・あれは・・・」 

まどか「仁美ちゃん。ね、仁美ちゃんってば」 

仁美「あら、鹿目さん、御機嫌よう」 

まどか「ど、どうしちゃったの?ねえ、どこ行こうとしてたの?」 

仁美「どこって、それは・・・ここよりもずっといい場所、ですわ」 

まどか「仁美ちゃん・・・」

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 21:27:44 ID:CwlWA4Gk0
仁美「ああ、そうだ。鹿目さんもぜひご一緒に」 

仁美「ええそうですわ、それが素晴らしいですわ」 

まどか「どうしよう・・・これってまさか・・・」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 21:30:42 ID:CwlWA4Gk0
工場跡・・・ 


工場長「そうだ・・・。おれは・・・ダメなんだ・・・。こんな小さな工場ひとつ、満足に切り盛りできなかった・・・」 

工場長「今みたいな時代にさ、おれの居場所なんてあるわけねぇんだよな・・・」 

ガシャンッ 

カタッ 

コポコポコポコポ 

まどか「(あれ・・・確か・・・)」 

まどか「ダメ・・・それはダメっ!」

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 21:34:16 ID:CwlWA4Gk0
仁美「邪魔をしてはいけません。あれは神聖な儀式ですのよ」 

まどか「だって、あれ、危ないんだよ?ここにいる人達、みんな死んじゃうよ!」 

仁美「そう。私達はこれからみんなで、素晴らしい世界へ旅に出ますの」 

仁美「それがどんなに素敵なことかわかりませんか?」 

仁美「生きてる体なんて邪魔なだけですわ」 

仁美「鹿目さん、あなたもすぐにわかりますから」 

パチパチパチパチ 

まどか「放してっ!!」 

タッタッタッタッ 

まどか「あああああ!!」

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 21:36:52 ID:CwlWA4Gk0
ガシャァーーーン 

まどか「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」 

「うううううう」 

まどか「あ、ああああ、ああ」 

ガチャガチャ 

まどか「あ、はあ、はあ、ああ」 

ドンドンドンドン 

エリー「」ウォォオオオオン

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 21:41:22 ID:CwlWA4Gk0
まどか「どうしよう、どうしよう」 

エリー「Шгヾヽ☆ж"о^㊥>㍍【З」 

まどか「や、やだっ・・・こんな・・・」 

まどか「いやだっ、助けてっ・・・誰かあぁぁ!」 

バシッバシッバシッ

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 21:44:32 ID:CwlWA4Gk0
まどか「えっ!?」 

???「これでとどめだぁあああああーーーーーーー!!!」 

ドゴォォォオオオオオオン 

???「ふぅー。グリーフシードゲット♪」 

まどか「あなたは・・・誰なの・・・?魔法少女・・・?」 

???「あ?何でそれを知ってるんだ?」 

ほむら「佐倉杏子・・・」 

まどか「ほむらちゃん!!」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 21:48:40 ID:CwlWA4Gk0
杏子「おかしいな・・・。名前は一度も言っていないはずだけど・・・」 

杏子「何で知ってんだ?」ギロッ 

ほむら「そんなことはどうでもいい。どうしてここへ?」 

杏子「質問を質問で返すなよ。まあ、教えてやるよ。こっちのほうが人が多いからか魔女も多くてね・・・。だからここをもらっちゃおうかと思ってね」 

ほむら「縄張り争いに来たってワケね・・・」 

杏子「まあ、そんなところだ。でも・・・邪魔者も結構いるみたいだけどね・・・」ギロッ 

ほむら「・・・」 

杏子「ま、今日のところは引き下がっておいてあげるよ。ただ、次にあったときは・・・どうなっても知らねぇからな」

まどか「・・・」 

ほむら「・・・」

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 21:52:04 ID:CwlWA4Gk0
とある路地裏・・・ 

さやか「仁美、大変だったみたいだね・・・。でも本当?魔女にやられたって?」 

まどか「うん。でも別の街から来た魔法少女が魔女をやっつけてくれて・・・」 

さやか「よかったじゃん!!」 

まどか「でもそんなによくなくて・・・。その娘、この街に縄張り争いに来たって・・・」 

さやか「はぁ~。またあの転校生みたいなヤツか・・・。強くてカッコいい正義の味方ってやっぱマミさんくらいしかいないのかな~。露伴先生も気に入ってるみたいだし・・・」 

グワァアアン

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 21:54:38 ID:CwlWA4Gk0
まどか「え・・・?これって・・・」 

さやか「また魔女の結界!?」 

まどか「どうしよう・・・」 

アンニャ「ブォオオオオオオオオオオブブォオオオオオオオ」 

さやか「く・・・」カラン 

さやか「? 鉄パイプ?ないよりましか・・・」 

さやか「さあ、どっからでもかかって来い!!」 

???「あんたさぁ、そんなもんで勝てると思ってんの?」 

さやか「!?」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 21:57:21 ID:CwlWA4Gk0
まどか「その声は・・・杏子ちゃん?」 

杏子「お前はあのときの・・・・。また結界に飲まれるなんて運が悪いな、あんた」 

さやか「そんなことより早く出てきてあいつやっつけてよ!!」 

杏子「はあぁ?見てわかんないの?ありゃ魔女じゃなくて使い魔だよ。グリーフシードを持ってるわけないじゃん」 

さやか「だって、あれほっといたら誰かが殺されるのよ?」 

杏子「だからさぁ、適当に人間食って魔女になるまで生かしておくんだよ」 

杏子「まあ、あたしにすりゃここであんたらを食って魔女になるのが一番都合がいいんだけど」 

まどか「杏子ちゃん・・・」 

さやか「あんた・・・!!」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 22:01:03 ID:CwlWA4Gk0
杏子「じゃ、そういうことで。しばらく待っててやるからさ、さっさと食われちゃいなよ」 

さやか「ちょっと、あんた!!」 

アンニャ「ブォオオオオオオオオオオブブォオオオオオオオ」 

まどか「あ、あ」 

さやか「くっ・・・」 

バンッ

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 22:04:04 ID:CwlWA4Gk0
まどか「!?」 

さやか「!?」 

マミ「なかなかすばしっこいわね・・・」 

まどか「マミさん!!!」 

さやか「マミさん!!!」 

杏子「マミ!!!お前何やってんだよ!!」 

マミ「佐倉さん・・・?この街に来てたのね。理由は・・・大体わかるわ」 

杏子「そうか・・・。なら話は早い。あんたさあ・・・邪魔なんだよね・・・」 

マミ「美樹さん・・・」パアアアアア 

さやか「え・・・?」 

マミ「鉄パイプを強化したわ・・・。本来なら使い魔とかかわらないほうがいいけど・・・どうしてもって時は使って。あの娘が襲ってきたら、使い魔と同時に相手するのは難しいわ」 

まどか「そんな・・・」

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 22:07:35 ID:CwlWA4Gk0
杏子「何そこでコソコソやってんだ?」 

マミ「悪いことは言わないから風見野に帰りなさい。そのほうが、どちらにとっても都合がいいはずよ」 

杏子「いつまでも先輩面してんじゃねぇ!!!」ダッ 

マミ「くっ」バン 

杏子「はああああああああああ」ガッ 

ガッ カッ ドッ ドッ バン バン ガッ ヂャラ 

マミ「えい!!!」シルシル 

杏子「」タンッ 

マミ「よけられた!?」 

杏子「足にリボンを絡めようとしていたな・・・」 

杏子「あんたの技は何度も見てるんだ。目をつぶってても簡単によけられるッ」ジャラジャラジャラジャラ 

マミ「そう・・・」タンッ

70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 22:10:41 ID:CwlWA4Gk0
杏子「かわされたッ!」 

マミ「なら私も・・・。あなたの攻撃は何度だって見ているわ。それこそ寝ていても・・・簡単によけられる」 

杏子「くっ!!」 

ガキィン ガキィイン バッ バッ ダン バッ 

さやか「マミさんっ!!」 

QB「近づいたら危険だ!!」 

ガッ ダッ グッ ドジャン バンッ バン ダダダダ ドォン 

まどか「どうして?ねえ、どうして?魔女じゃないのに。どうして味方同士で戦わなきゃならないの?」

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 22:14:29 ID:CwlWA4Gk0
QB「どうしようもない。お互い譲る気なんてまるでないよ」 

まどか「お願い、キュゥべえ。やめさせて。こんなのってないよ」 

QB「僕にはどうしようもない」 

QB「でも、どうしても力づくでも止めたいのなら、方法がないわけじゃないよ」 

まどか「え?」 

QB「この戦いに割り込むには、同じ魔法少女じゃなきゃダメだ」 

QB「でも君たちにならその資格がある。本当にそれを望むならね」 

まどか「そうだ・・・私が契約すれば・・・」 

まどか「私・・・」 

ほむら「それには及ばないわ」

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 22:16:22 ID:CwlWA4Gk0
杏子「あれ!?マミは・・・」 

マミ「え!?またいつの間に」 

ほむら「・・・」ファサァ 

まどか「ほむら・・・ちゃん・・・」 

さやか「お前・・・」 

ほむら「さっきの使い魔は倒したわ」 

杏子「! 何しやがんだてめぇ!!」バッ 

杏子「! な!?いつの間に後ろに・・・。妙な技を使いやがる・・・」 

マミ「暁美さん・・・。何しに来たの?あなたはどっちの味方なの?」 

ほむら「私は冷静な人の味方で、無駄な争いをするバカの敵」 

ほむら「貴女たちはどっちなの? 佐倉杏子、巴マミ」

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 22:19:25 ID:CwlWA4Gk0
マミ「・・・」 

杏子「・・・」 

ほむら「・・・」 

杏子「・・・手札がまるで見えないとあっちゃね。今日のところは降りさせてもらうよ」 

ほむら「賢明ね・・・」 

マミ「あ、待ちなさい!!」 

杏子「」ダッ 

ジャララ ピキシッ ピキシッ ピキシッ 

マミ「くっ」 

ほむら「巴マミ。追うのはやめなさい」 

マミ「暁美さん・・・?」

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 22:23:26 ID:CwlWA4Gk0
ほむら「あなたの本来の目的は達成されたはずよ。さっきも言ったけど使い魔は私が倒した。嘘じゃないわ」 

ほむら「そこの二人も無事・・・。ならば、あなたはもうやるべきことなんてないはずよ」 

マミ「そうね。あなたの言うとおりだわ。追っても仕方がないわね」 

マミ「鹿目さん、美樹さん。帰りましょう」 

まどか「あ、はい・・・」 

さやか「なんなのもう!転校生もさっきのも・・・。」 

まどか「・・・ほむらちゃん・・・」

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 22:26:41 ID:CwlWA4Gk0
露伴「しかしここは本当に面白いな・・・」パシャパシャパシャ 

露伴「少し通りを外れただけで建物の雰囲気がガラッと変わる・・・」 

露伴「ヨーロッパ風から近未来都市まで・・・。あの担当には感謝しないとな・・・」 

露伴「あの歩道橋・・・変わった形しているな・・・」パシャパシャ 

露伴「ん?あそこにいるのは・・・巴マミと確か・・・『佐倉杏子』」

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 22:29:34 ID:CwlWA4Gk0
歩道橋上・・・ 

マミ「どうしたのかしら?こんなところまで呼び出して」 

杏子「何、簡単なことさ」 

杏子「言ったよねぇ、巴マミ。ここをもらうのにあんたが邪魔だってさ」 

杏子「ここはまさに絶好の縄張りなんだ・・・。他人から奪い取る価値があるくらいな・・・人も多いし魔女もいる。うまくやればグリーフシードなんて採り放題なんだよ」 

マミ「あなたの『うまくやる』ってのは人を見殺しにするってことでしょ?そんな人にこの街は任せられないわ」 

マミ「私はこの街の人を守る」

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 22:31:57 ID:CwlWA4Gk0
杏子「やっぱりな・・・。あんたならそういうと思っていたよ。しょうがない。やっぱここはシンプルに・・・『負けたほうが出て行く』ってことにしないか?」 

マミ「相変わらず勝手ね・・・」 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 

杏子「ここなら遠慮はいらないよね。いっちょ派手にいこうじゃない」 

マミ「・・・」ポワァ 

露伴「マミ!!待つんだ!!」 

まどか「待って!!マミさん!!」 

露伴「まどか・・・。君も来たのか」 

まどか「はい。キュウべぇに呼ばれて・・・」 

マミ「鹿目さん、露伴先生、それに・・・キュウべぇも・・・」 

マミ「3人とも離れてて!!」 

まどか「ダメだよこんなの、絶対おかしいよ」

79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 22:34:57 ID:CwlWA4Gk0
マミ「鹿目さん・・・。ここで引き下がるわけにはいかないの。あの娘を放っておいたら多くの人が魔女に殺されてしまうのよ」 

まどか「そんな・・・」 

杏子「ふん、ウザい奴にはウザい仲間がいるもんだねぇ」 

ほむら「あなたはどうなのかしら?」 

杏子「あっ・・・チッ」 

ほむら「私にはこの戦いに意味はないと思うわ」

81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 22:38:19 ID:CwlWA4Gk0
杏子「ふんっ!!別にわかってもらおうとは思わないね!!」 

ほむら「そう、わからないわ。なら私が何しようが私の勝手ってことね」 

杏子「てめぇ・・・手を出すんじゃねぇぞ!!」 

マミ「暁美さん・・・。これは私と佐倉さんの問題なの。あなたには関係ないわ」 

まどか「あ・・・」

82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 22:39:19 ID:CwlWA4Gk0
まどか「マミさん、ごめん!」タッタッタッ 

マミ「え・・・?」 

まどか「ぅぇぃっ!」 

ヒュゥーーーーーー ポトッ・・・ 

露伴「しまったッ!!」 

ほむら「は!」ピシュン 

マミ「鹿目さん、あなた・・・」 

まどか「だって・・・こうしないと・・・」 

露伴「ヘブンズ・ドアー!!」ズキュゥウン 

マミ「」フッ 

まどか「え・・・マミさん・・・」

83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 22:42:07 ID:CwlWA4Gk0
ドサッ 

まどか「マミさん、マミさん!!どうしたの!!」 

杏子「」グイ 

まどか「あ・・・」 

杏子「どういうことだオイ・・・。コイツ死んでるじゃねぇかよ!!」 

まどか「え」 

まどか「マミさん?・・・ね?マミさん?起きて・・・ねぇ、ねぇちょっと、どうしたの?ねぇ!嫌だよこんなの、マミさん!!」 

杏子「何がどうなってやがんだ・・・オイッ」 

QB「君たち魔法少女が身体をコントロールできるのは、せいぜい100m圏内が限度だからね」 

杏子「100m?何のことだ?どういう意味だ!?」 

QB「普段は当然肌身離さず持ち歩いてるんだから、こういう事故は滅多にあることじゃないんだけど・・・」

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 22:44:00 ID:CwlWA4Gk0
露伴(ギリギリ・・・なんとか間に合った・・・。たった今、ヘブンズ・ドアーで『ソウルジェムの秘密』について書き込んだ・・・) 

                   ・・・・・・・・・・ 
露伴(これでマミはソウルジェムの秘密をあらかじめ知っていたことになる・・・) 

露伴(どうせ知ることだ・・・。ならここで急に知るよりも・・・ショックは小さいはずッ!!) 

露伴(彼女は別の時間軸で魔女化を知った大きなショックから佐倉杏子を殺しているッ!!) 

露伴(信用していないわけではないが・・・危険な芽は摘んでおきたいッ!!)

85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 22:48:02 ID:CwlWA4Gk0
杏子「テメェは・・・何てことを・・・。ふざけんじゃねぇ!!それじゃアタシたち、ゾンビにされたようなもんじゃないか!!」 

まどか「ひどいよ・・・そんなのあんまりだよ・・・」 

QB「君たちはいつもそうだね。事実をありのままに伝えると、決まって同じ反応をする 

QB「わけがわからないよ」 

ほむら「・・・」トスッ 

杏子「あ・・・」 

ほむら「・・・」ファサア 

マミ「・・・はっ」 

杏子「あっ」 

まどか「はっ」 

露伴「・・・」 

マミ「・・・何?何なの?」

87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 22:52:01 ID:CwlWA4Gk0
ほむら「巴マミ。あなたのソウルジェムはトラックに載せられ何百メートルも離れてしまったわ。だから体が止まったの」 

マミ「それでソウルジェムを戻してくれたってわけね・・・」 

ほむら「そうよ。あなたは知らないでしょうけど、あなたの魂は今、ソウルジェムになっている」 

マミ「それくらい知ってるわ・・・」 

ほむら「え・・・?」 

露伴「・・・」 

まどか「マミさん、知ってたんですか?」 

杏子「どういうことだ?なぜ言わなかった?」 

QB「どうしてそれを・・・」 

                ・・・・・・・ 
マミ「なぜかはわからないわ。でも知っているのよ・・・。言わなかったのも・・・何故でしょうね・・・」 

まどか「マミさんはショックじゃないんですか?」 

         ・・・・・・・・・・ 
マミ「ええ。だって知っているんですもの」 

露伴「・・・とりあえずは大丈夫か・・・」

88: ・・・がずれるんだよね・・・ 2011/10/23 22:55:15 ID:CwlWA4Gk0
マミの家 

マミ「・・・」 

マミ(私の魂はこのソウルジェム・・・。これが私自身で・・・体は・・・ただの抜け殻・・・) 

マミ(知っていたわ・・・そんなこと・・・。知っていたけど・・・どうして・・・こうも苦しいの?どうしてこうもつらいの?) 

マミ(私は・・・事故から助かりたいって願いで魔法少女になった・・・。生きたいって祈りから魔法少女になった・・・) 

マミ(でも・・・今の私は生きているの?死んでいるの?) 

マミ(生きている?魂がこんな宝石になったのに?) 

マミ(死んでいる?だとしたら私の願いはなんだったの?) 

マミ(ただ魔女と戦わせるためだけに無理やり死体を動かされ続けたの・・・?) 

マミ(わからない・・・)

90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 22:56:45 ID:CwlWA4Gk0
マミ(そして・・・戦って戦って戦い続けて・・・最後には魔女になる・・・) 

マミ(何なの?私って・・・魔法少女って何の?私の願いややってきたことって何の意味があるの?) 

マミ(ソウルジェムが魔女を産むなら、魔法少女は・・・みんな死ぬしかないの?) 

QB「ずっと部屋に閉じこもってどうしたんだい、巴マミ?」 

マミ「キュウべぇ・・・」 

QB「君らしくないじゃないか。君はいつも『この街を守る』って張り切って魔女狩りに向かっていたのに・・・」 

マミ「そんな気分になれるわけないでしょ・・・」 

QB「どうしてだい?君はどういうわけかソウルジェムについて知っていたんだろう?それなのになんでいまさら・・・」 

マミ「私だってわかんないわよ!!でも・・・なぜかあの日から・・・このことが頭から離れなくて・・・考えれば考えるほどわけがわからなくなってきて・・・」

91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 23:00:45 ID:CwlWA4Gk0
マミ「キュウべぇ・・・。あなた騙していたの?」 

QB「僕は魔法少女になってくれって、きちんとお願いしたはずだよ?実際の姿がどういうものか、説明を省略したけれど」 

マミ「私は・・・あなたのことを・・・ずっと友達だと思っていたのに・・・裏切ったのね・・・」 

QB「僕は君たちを騙していないし裏切ってもいないよ」 

QB「ただ、認識の相違から生じた判断ミスを後悔する時、何故か人間は、他者を憎悪するんだよね。そしてそのことを『騙す』とか『裏切る』って君たちは言うけどね」 

マミ「・・・出てってもらえる?一人になりたいの・・・」 

QB「やれやれ。わかったよ。僕は出て行くよ。ちょうど気になってたこともあるしね」 

マミ「・・・」スッ 

マミ「・・・ソウルジェム・・・こんなに黒くなってる・・・」

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 23:04:01 ID:CwlWA4Gk0
杏子「・・・? あいつは・・・」 

露伴「やあ。久しぶりだね」 

杏子「この前歩道橋にいたやつだな。名前は・・・」 

露伴「岸辺露伴だ。漫画家をやっている」 

杏子「で、その漫画家先生があたしに何のようだ?」 

露伴「何、大したことじゃあない。僕は今、君たちをネタにしたマンガを構想中でね・・・。その取材がしたいんだ」

93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 23:06:57 ID:CwlWA4Gk0
杏子「あたしたちって、魔法少女のか?」 

露伴「そうだ。僕にとって君たちは非常に魅力的なネタなんだよ」 

杏子「へ、部外者がずいぶん勝手なことをやってくれるね」 

露伴「いいじゃあないか、面白いんだから。それに誰も実際の出来事とは思わないよ」 

露伴「てことで取材させてもらうよ」 

杏子「勝手にしな。言っておくけどお前が魔女に殺されそうになってもあたしはお前を助けたりはしないからな」 

露伴「かまわないよ。これでも僕は死線を幾つかくぐってるんでね・・・」 

杏子「ふんっ」

94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 23:10:00 ID:CwlWA4Gk0
露伴「杏子、ひとつ聞きたいことがある」 

杏子「なんだ?」 

露伴「僕の知る限りでは魔法少女にはそれぞれ『武器』と『能力』がある・・・」 

露伴「たとえばマミの『マスケット銃』と『拘束』といったように」 

露伴「君の武器はその『槍』だ。だが能力はどうなんだ?」 

露伴「君にもあるんじゃあないか?」 

杏子「うるせぇな。別にいいだろ」

96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 23:13:35 ID:CwlWA4Gk0
杏子「見つけた。魔女の結界だ」 

パアアアアアン 

杏子「確認しておくがあんたが殺されそうになってもあたしは助けないからな」 

露伴「かまわないよ」 

杏子「じゃあ、サクっとつぶしてやろうか」 

露伴「このいろんな動物の頭の突いた蛇みたいなのと向こうで祈りをささげている『木』が今回の魔女か・・・」

98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 23:15:39 ID:CwlWA4Gk0
ゼバスティアンス「」ビヒュンビヒュン 

杏子「フンッ!!」 

ザシュッ ザッ ザシュッ 

杏子「なんだなんだ、大したことねぇな!!!」 

ザシュッ シュッ シュッ 

ゼバスティアンス「」ニュー 

杏子「おっと」タンッ 

杏子「足に絡み付こうとしたか?だがそんな攻撃はあいつに何度もやられてんだよ!!」ザシュッ 

杏子「さて・・・このまま魔女を叩き潰すか・・・」グィッ ガシッ 

杏子「え・・・?」

99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 23:18:28 ID:CwlWA4Gk0
ゼバスティアンス「」ゴゴゴゴゴゴ 

杏子「こいつ・・・槍に絡み付いて・・・」グィッ 

杏子「最初から・・・これを狙って・・・」 

エルザマリア「」ドッ 

杏子「何だ!?このでかい木の幹は!!」 

杏子「しまった!!飲み込まれ・・・」メキャッ 

露伴「杏子ーーーーー!!!」 

露伴「くそッ!!杏子があの木に飲み込まれたッ!!」 

エルザマリア「」メキッ メキャッ

100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 23:21:31 ID:CwlWA4Gk0
露伴「あいつ・・・あのまま杏子を絞め殺す気だ・・・」 

露伴「それならまだ時間があるかもしれない・・・」 

露伴「とにかく助けを呼ばないと・・・ここなら『巴マミ』が近い・・・」ピピピピピ 

露伴「この前のヘブンズ・ドアーで番号を読んどいて正解だったな・・・」とおるるるるるるる とおるるるるるるる 

露伴「くそッ!! 中々出ないな・・・」とおるるるるるるる とおるるるるるるる 

ガチャッ 

マミ『はい・・・』

101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 23:24:20 ID:CwlWA4Gk0
露伴「マミか!?僕だ、岸辺露伴だ!!」 

マミ『露伴先生・・・?どうして番号を・・・』 

露伴「そんなのどうだっていい!!それより来てくれ!!」 

露伴「杏子が魔女にやられて死にそうだ!!早く来てくれ!!」

102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 23:27:21 ID:CwlWA4Gk0
マミ『・・・イヤよ』 

露伴「!? オイオイオイ、冗談ならやめてくれ、今それどころじゃあ・・・」 

マミ『イヤよ。もう、私は戦いたくない・・・。もう、何もしたくない・・・』 

露伴「何言ってんだ!?杏子が死にそうなんだぞ!!このままなら確実に殺されるぞ!!それでもか!!」 

マミ『もうイヤなのよ!!こんな生きているか死んでいるのかわからない体にされて!!魔女と延々と戦わされ!!最後にはその魔女になる!!』 

マミ『もうこんなのイヤなのよ!!結局何人助けても・・・私が最後に魔女になったら・・・魔女になって何人も殺したら・・・意味なんてないじゃない!!』 

マミ『もう疲れたのよ・・・。もう何もしたくない・・・。考えることも辞めたい・・・』 

露伴(くそっ!!まさかこうなるとは・・・最初から知っていたとしても魔法少女についての『秘密』が心を蝕み続けるとは!!)

103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/23 23:30:35 ID:CwlWA4Gk0
露伴「言いたいことはわかった。でもとにかく、来てくれ!!そうしないと本当にヤバく・・・」メキャッ メキャッ 

マミ『もうほっといてくれる?私は露伴先生が思っているような人間じゃない・・・。いいえ、そもそももう人間じゃない・・・。人間を辞めた存在よ』 

露伴「そんなこと今は関係ないだろう?それより・・・」 

マミ『関係ないといえばあなたのほうよ。何も知らないで好き勝手にマンガにするだの何だの言って・・・人の気も知らないで・・・』 

マミ『命がけで戦ってる私に勝手についてきて取材とか言って話を聞くだけなんて・・・気楽なものね、マンガ家さんは』 

露伴「ちょっと待て!言ったな!!今君はマンガ家が『気楽』だと言ったな!!!」 

露伴「君は命がけだって言ったがマンガ家は作品に命を懸けてるんだ!!どうやったらより面白くなるかそればっかりを考えているんだ!!一生のほとんどをそれに費やしているんだぞ!!」 

露伴「何も知らないで人の仕事に好き勝手言ってるのは君のほうじゃあないか!?」 

露伴「それでいて気楽だとか言うのか!?」 

露伴「もういい!!もうわかった!!君には頼まないよ!!僕が知っている『巴マミ』はいなくなったようだ!!勝手にしてろ!!」ガチャッ 

マミ『・・・』 

露伴「・・・ついカッとなってしまった・・・。しかしどうする?このままでは杏子は死んでしまう!!」 

露伴「どうする・・・?」
3: >>2 露伴「まどマギの舞台だ。ようはクロスだ」 2011/10/23 23:53:12 ID:CwlWA4Gk0
マミ「・・・」 

マミ「なんであんなこと言ったんだろう・・・」 

マミ「ホント、ダメね・・・私は・・・」ピーンポーン 

マミ「・・・誰か来た・・・」ピーンポーン 

マミ「・・・」ピーンポーン 

マミ「今は誰とも会いたくないのに・・・」ピーンポーン 

マミ「・・・」ピーンポーン 

マミ「まさか露伴先生?そんなはずはないわよね?」ピーンポーン 

マミ「・・・」ピーンポーン 

ガチャ 

マミ「・・・」 

まどか「あ、ええと、マミさん・・・」 

マミ「鹿目さん・・・」

5: >>4 スレの運用が苦手なんだよ 2011/10/23 23:58:07 ID:CwlWA4Gk0
まどか「この前、様子がおかしかったので心配になって来てみたんですけど・・・」 

マミ「鹿目さん・・・うう」ダキッ 

まどか「! どうしたんですか、マミさん!!」 

マミ「鹿目さん・・・私ね・・・もう何もしたくなくなっちゃったの・・・」 

マミ「この街を守ることも・・・誰かのために戦うことも・・・生きることも・・・何もかも」 

マミ「ソウルジェムの秘密について・・・考えれば考えるほど・・・私は何者なのか・・・魔女と戦う意味があるのか・・・わからなくなって」 

マミ「露伴先生にも失礼なこと言っちゃって・・・佐倉さんが死にそうなのに助けにも行かないなんて・・・」 

マミ「私のこと憧れてるって言ってくれたけど・・・。もうダメね。私は・・・あなたが思ってくれているような立派な先輩じゃない・・・」 

まどか「そんなことないですよ、マミさん」 

マミ「え・・・?」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 00:00:20 ID:iaUc9vGD0
まどか「今、マミさんはいっぺんに色んなことがあって疲れているだけです」 

まどか「どんなに強くてカッコよくて頼れる先輩でもマミさんも普通の女の子です。つらいときや悲しいときもきっとあります」 

まどか「そういう時は思いっきり落ち込んで弱いところを見せてもいいと思います。そのことで誰もマミさんのことをダメだと思ったり嫌いになったりはしません」 

マミ「・・・」 

まどか「私はマミさんはきっと立ち上がってくれると信じています」 

まどか「だってマミさんは私の憧れの先輩ですから」 

マミ「鹿目さん・・・」

8: >>7 すまんね 2011/10/24 00:02:21 ID:iaUc9vGD0
まどか「マミさん、杏子ちゃんはどこですか?」 

マミ「この近くって言ってたけど・・・」 

まどか「私、行ってみます」 

マミ「え・・・?」 

まどか「危ないけれど私にも何かできるかもしれない」 

マミ「鹿目さん・・・」 

まどか「マミさん、行ってきます」タタタタタタ 

マミ「・・・」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 00:04:18 ID:iaUc9vGD0
露伴「くそっ!!どうすればいい!?」 

露伴「・・・」 

露伴「魔女といってももともとは魔法少女なんだろう?」 

露伴「もしかしたら魔法少女だったころの『記憶』が残っているかもしれない・・・」 

露伴「もしそうならヘブンズ・ドアーで書き込んで佐倉杏子を解放できるかもしれない・・・」 

露伴「・・・危険だがやってみるか」 

まどか「露伴先生!!」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 00:05:35 ID:iaUc9vGD0
露伴「まどか!!どうしてここに!?」 

まどか「それより杏子ちゃんは!?」 

露伴「? ああ、あの木のような魔女に締め付けられている」 

露伴「捕まってからずいぶん長いな・・・」 

まどか「そんな・・・」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 00:08:01 ID:iaUc9vGD0
杏子(く・・・。魔力で何とか耐えてきたが・・・ここらが限界かもね・・・) 

杏子(まあ、魔法少女になった時点で遅かれ早かれこんな結末になっていただろーな) 

杏子(別に自分の人生をうらんだりはしねーよ) 

杏子(それだけのことをしたんだ。当然っちゃ当然だな) 

杏子(ああ・・・もうヤバい・・・) 

杏子(親父・・・今行くよ・・・) 



パーーーーーーーーーン

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 00:10:52 ID:iaUc9vGD0
杏子(え・・・) 

ドサ 

杏子「何だ?あたし、生きてるのか?」くるっ 

杏子「!! マミ!?」 

マミ「はぁ、はぁ」 

露伴「マミ!!」 

まどか「マミさん!!」 

露伴「来てくれたのか・・・でも、なぜ・・・?」 

杏子「マミ・・・お前・・・どうして・・・」 

マミ「言ったでしょ。この街の人を守るって」ハァハァ 

マミ「その中には・・・あなたも入っているのよ」ハァハァ 

杏子「マミ・・・」

15: >>14 おう。探してくれてありがとう 2011/10/24 00:13:37 ID:iaUc9vGD0
ドクン 

マミ「はああ!!」バタッ 

杏子「マミ!!どうしたんだ!?」 

マミ「やっぱり・・・さっきのが最後ね・・・」 

杏子「何のことだ!?」 

マミ「佐倉さん、最後にひとつだけお願い、聞いてくれる?」 

杏子「何だ?」 

マミ「私のソウルジェムを砕いてくれる?」 

杏子「はあ!?何言って・・・」 

マミ「魔法少女は魔女になる。ソウルジェムが汚れるとね・・・」 

杏子「!?」 

マミ「私は・・・魔女になりたくない・・・」 

杏子「・・・」スッ 

シュウウウウウウウン

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 00:14:48 ID:iaUc9vGD0
マミ「!? 佐倉さん・・・あなた、グリーフシードを・・・」 

杏子「勘違いするんじゃねーぞ」 

杏子「あたしは借りを作りたくないだけだ」 

マミ「佐倉さん・・・ありがとう」 

杏子「べ、別にそんなんじゃねーよ!!」 

マミ「ふふふ。ええ、わかっているわ。でも、ありがとう」 

杏子「まったく。調子狂うなー」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 00:18:17 ID:iaUc9vGD0
シュワーーーーーーン 

露伴「元に戻った・・・」 

露伴「助かった、のか?」 

マミ「露伴先生・・・」スタッ 

露伴「マミ!!」 

マミ「さっきはごめんなさい」 

露伴「いや、僕も悪かったよ。それよりもどうしてここへ?」 

マミ「鹿目さんのおかげよ。鹿目さん、ありがとう」 

まどか「え、そんな。私はたいしたことはしていませんよ」 

まどか「それよりも杏子ちゃんが無事でよかった・・・」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 00:19:57 ID:iaUc9vGD0
露伴(たいしたことはしていない?これは重要なことだぞ) 

露伴(まどかがいなかったら杏子は死んでいた。おそらく僕もだろう) 

露伴(最悪、マミも魔女になってしまっていたかもしれない) 

露伴(細かいことはよくわからないが彼女は『3人』の命を救った!!)

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 00:21:19 ID:iaUc9vGD0
ほむら「どういうこと・・・」 

露伴「ほむら!」 

ほむら「巴マミと佐倉杏子が一緒にいる・・・でも、どうして?この前までの険悪な関係ではない」 

露伴「大雑把に言うとお互いがお互いを助けたんだ」 

ほむら「そんな!!」 

ほむら「いえ、でも実際二人の関係はよくなっている・・・」 

ほむら「今なら大丈夫かも・・・」 

ほむら「巴マミ、佐倉杏子。話があるのだけれど・・・」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 00:24:33 ID:iaUc9vGD0
下校中・・・ 

さやか(・・・まさか仁美も恭介のことが好きだったなんて・・・) 

さやか(・・・明日の放課後、か・・・) 

さやか(それまでに告白しないと、恭介が仁美のものに・・・) 

さやか(どうしよう・・・告白する?でも無理だよね。あいつ私のこと女としてみてないし。退院の日も教えてくれなかったし) 

さやか(それに・・・仁美と恭介って・・・お似合いだし・・・) 

恭介「さやか?」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 00:26:59 ID:iaUc9vGD0
さやか「うわああっと!?ってきょ・・・恭介!?」 

恭介「どうしたんだい?ボーっとしてたけど・・・」 

さやか「あ・・・いやー別に!なんでもない!!」 

恭介「そうかい?ならいいけど・・・」 

さやか「あはははははは・・・」 

恭介「一人?一緒に帰る?」 

さやか「え、まあ、じゃあそうしよっかなー」 

恭介「でさ、この前、久しぶりに中沢と会ってさー・・・」 

さやか「へ、へぇ~。そーなんだ」 

さやか(うわ・・・どうしよう?まさか下校中に恭介と会うなんて・・・) 

さやか(しかも一緒に帰ることになるなんて・・・) 

恭介「で、そこでなんていったと思う?」 

さやか「え、い、いや~何かな~」 

さやか(うわ~どうしようどうしようどうしよう)

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 00:29:25 ID:iaUc9vGD0
さやか(! あの角で道が分かれる・・・恭介ともそこでお別れ・・・) 

さやか(どうしよう・・・それまでに・・・) 

やか・・・さやか! 

さやか「へっ!?」 

恭介「さやか。聞いてる!?」 

さやか「あ、え~と、キャベツが安売りとかって・・・」 

恭介「何言ってるの?話し聞いてなかったんだろ?」 

さやか「え、うん・・・」 

恭介「まあいいよ。じゃあ、僕はこっちだから。また明日」 

さやか「あ、また明日・・・」 

さやか(あ~!!気づいたらついちゃってたよ~!!) 

さやか(どうする?どうする!?)

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 00:32:58 ID:iaUc9vGD0
恭介「あ、そうだ」 

さやか「え?」 

恭介「まだお礼言ってなかったね」 

さやか「え?何の?」 

恭介「露伴先生のサイン。今日、みんなに見せびらかしたくて持ってきちゃったんだ。ホラ」 

『上條恭介君へ!! 

   LUCK!&PLUCK! 

      岸辺露伴』

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 00:38:16 ID:iaUc9vGD0
さやか「あ・・・」 

さやか(LUCK!&PLUCK!・・・色紙のメッセージ・・・恭介も同じだったんだ・・・) 

さやか(幸運を、そして勇気を・・・) 

さやか(勇気・・・) 

恭介「サインありがとうね。じゃあ。また明日・・・」 

さやか「恭介!!」 

恭介「何?」 

さやか「話があるんだけど・・・」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 00:41:28 ID:iaUc9vGD0
露伴「はい、そうです。はい。はい。わかりました。ありがとうございます」ガチャン 

QB「岸辺露伴・・・」 

露伴「キュウべぇか。こんなホテルの15階まで何の用だ?」 

QB「ちょっと君に聞きたいことがあってね・・・」 

露伴「そうか。奇遇だな。僕もお前に聞きたいことがあった・・・」 

露伴「早速教えてもらうよ、インキュベーター」 

露伴「ヘブンズ・ドアー!!」 

パラパラパラパラ 

露伴「本にさせてもらった・・・。何を考えているのか読ませてもらおう」ペラ 

露伴「な・・・なんだこれは」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 00:45:09 ID:iaUc9vGD0
露伴「なんだ、この『言語』は・・・。地球上の言語じゃあないぞ・・・」 

バッバッ(確認) 

露伴「ダメだ・・・書き込めない・・・。この『言語』じゃなきゃダメなのか・・・?」 

露伴「くそっ!」 

QB「ふー。どうだい?僕の記憶は読めたかい?」 

露伴「!」 

QB「これで確信できたよ。君の能力は『記憶を読み操る』。君は・・・スタンド使いだね」 

露伴「!! 知っているのか!?」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 00:51:51 ID:iaUc9vGD0
QB「知ってるも何も僕は有史以前から人類に干渉してきたんだ。スタンド使いも何人も見てるよ」 

QB「それにしてもやっかいだったよ。スタンド使いってだけで魔力係数は高かったのに・・・『魔法少女にはならない』って娘が多くてさ・・・攻撃してくるのもいた。もったいなかったよ」 

QB「もったいないって言えば2000年くらい前のローマに角が生えた男たちがいきなり現れたことがあってね。勝てもしないのにたくさんの魔法少女が挑んで殺されたこともあったな・・・」 

露伴「お前の昔話はどうでもいい・・・何しに来た?」 

QB「そうだ。僕、君にお願いがあってきたんだ」 

露伴「お願い・・・?」 

QB「簡単なことさ。君の能力で鹿目まどかに書き込んでほしいんだ。『僕と契約して魔法少女になる』ってね」 

露伴「!!」

30: >>29 そのつもりだ 2011/10/24 00:54:23 ID:iaUc9vGD0
QB「もちろんタダでとは言わない。特別に君の願いを1つ叶えてあげよう」 

QB「それだけじゃない。さっきも言ったけど僕は有史以前から人類に干渉してきた。そのすべての記憶を君にあげよう」 

QB「どうだい?これほどすばらしい漫画のネタはないだろう?」 

露伴「確かに・・・。願い事なんてどうでもいいが有史以前からの記憶ってのは魅力的だな・・・」 

QB「だろう?」 

露伴「ただ鹿目まどかに『契約する』って書き込めばいいんだな・・・」 

QB「約束するよ!『鹿目まどか』と引き換えのギブアンドテイクだ。それだけで君はどんな漫画家にも負けない最高のネタを手に入れることができるんだ!!」 

露伴「だが断る」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 00:59:08 ID:iaUc9vGD0
QB「え!?」 

露伴「この岸辺露伴の最も好きなことのひとつは自分で強いと思っているやつに『NO』と断ってやることだ・・・」 

QB「そんな・・・鹿目まどかを見捨てるだけで君はこれほど素晴らしいものが手に入るのに・・・」 

露伴「そうだね、実に惜しいことをしていると思っているよ。」 

露伴「だが彼女たちは大事な『読者』だ・・・。読者を裏切るわけには行かない。漫画家が読者を裏切っていいのは作品中だけだ」 

QB「やれやれ。どうやらこれ以上やっても無駄のようだ。わかったよ。君に頼むのはやめよう」プイ 

露伴「・・・消えたか」 

露伴「まさか僕の能力を頼りに来たとは・・・。それだけキュウべぇにとってまどかとの契約は重要なんだな・・・」 

露伴「だが、今はそれどころではない。もうすぐ来るんだ・・・『ワルプルギスの夜』が」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 01:03:43 ID:iaUc9vGD0
ワルプルギスの夜 襲来当日・・・ 

杏子「すごい風だな・・・この前言ってたワルプルギスの夜が来るって話し、本当みてーだな」 

マミ「ええ。暁美さんから話を持ちかけてきたからちょっと警戒していたけど、嘘じゃないのね」 

ほむら「ええ。もうすぐ出て来るはずよ」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 01:07:30 ID:iaUc9vGD0
杏子「・・・なあ、ほむら。正直に言ってほしい。私たち3人ならワルプルギスの夜を本当に倒せるのか?」 

ほむら「・・・」 

マミ「暁美さん、いまさら逃げ出したりはしないわ。だから、本当のことを言って頂戴」 

ほむら「少なくとも1人のときよりは勝つ可能性は高いわ」 

杏子「そうか・・・」 

???「ねえ、あの娘達じゃない?」 

???「確かに。こんな嵐の中、女の子だけでいるってのはかなり怪しいよなァ~」 

???「そこまで難しく考えなくてもよォ~格好みりゃわかるだろうがよォ~」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 01:12:54 ID:iaUc9vGD0
ほむら「あなたたちは!?」 

???「あれ?露伴先生から聞いていないかな?僕は広瀬康一」 

???「おれは虹村億泰」 

???「おれは東方仗助だ」 

杏子「名前聞いたところで結局お前たちは何者なんだ!?」 

露伴「僕が呼んだんだよ。戦力は多いほうがいいと思ってな」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 01:17:38 ID:iaUc9vGD0
マミ「露伴先生!!それと鹿目さん、美樹さん!!」 

ほむら「どうしてここに!?避難するよう言ったけど!?」 

さやか「いや~まあ、なんていうの?心境の変化っていうか?みんなが戦ってるのに私が来ないってのもどうかなって」 

まどか「私も。できることなんてないかもしれないけど・・・自分だけ避難することもできなくて・・・」 

ほむら「・・・危険なのよ?」 

億泰「まあまあまあ。来ちまったものはしょうがねぇよなぁ~」 

仗助「そうだぜ。まあ、怪我なら何とかなるしな」 

さやか(あれ、あの人頭にハンバーグのっけてる・・・まさか) 

???「全員来たようだな」 

仗助「あ、承太郎さん」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 01:20:32 ID:iaUc9vGD0
露伴「承太郎さん、来てくれてありがとうございます」 

承太郎「まあいい。気にするな」 

承太郎「それで・・・。彼女たちが『魔法少女』だな」ズイッ 

ジィーッ 

承太郎「見たところ14、5といったところか」 

杏子「てか、あんたたち戦力って言われてたけどさ・・・あたしたちの敵は一般人じゃどうにもならないようなヤツなわけ」 

杏子「一人を除いてガタイだけはいいけどさ・・・そんなの何の役にも立たないよ」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 01:24:58 ID:iaUc9vGD0
億泰「オイオイオイオイ。おれたちをただの一般人と思ってもらっちゃあ困るぜ」 

仗助「そうだな。見せとくか」ドン 

康一「えい」ドン 

億泰「うら」ドン 

承太郎「・・・」ドン 

ほむら「!? 何!?人影が出てきた!?」 

マミ「これは・・・?」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 01:27:28 ID:iaUc9vGD0
仗助「やっぱり見えるんだな・・・おれたちはこれを『スタンド』と呼んでいる」 

ほむら「スタンド・・・?」 

仗助「ああ。でこのスタンドは自由に動かせるんだ。こんな風にな」グイッ 

杏子「ちょ・・・あたしの槍を放せよ!!」 

仗助「ハハ、悪ぃ悪ぃ。であとスタンドにはそれぞれ特殊な『能力』がある」 

仗助「どうだ?これでもまだ戦力にならないって言えるか?」 

ほむら「・・・私たちとは違った特殊な能力があるってことはわかったわ。確かに・・・戦力になるかも・・・」 

億泰「オイオイ、『なるかも』じゃあなくて『なる』だぜ~。おれたちだっていろいろ戦ってきたんだ。実戦経験も豊富だぜ~」 

マミ「ええ。期待してるわ」 

億泰「お、そっちの黄色い娘はわかってくれてるみたいだ」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 01:31:54 ID:iaUc9vGD0
ガヤガヤガヤガヤ 

康一「・・・ん?」 

???「ピコピコピコピコピコピコ」 

康一「何だ・・・これは・・・?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ 

???「ピコピコピコピコピコp」グシャッ 

康一「!!」 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 

使い魔「パォオオオオオオオオオン!!」 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 

康一「うわああああああ!!出たぞぉおおおおおお!!」 

仗助「!!こいつがか!?」 

ほむら「違うわ。上を見て!!」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 01:35:20 ID:iaUc9vGD0
⑤ 

④ 

仗助「オイ、マジかよ・・・」 

② 

① 

バァーーーーーーン 

ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハハハハハ!」 

マミ「これが・・・」 

杏子「ワルプルギスの夜・・・」 

億泰「うぉお!!デケぇ!!」 

承太郎「こいつは骨が折れそうだな」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 01:38:16 ID:iaUc9vGD0
承太郎「ほむら!!」 

ほむら「! 何?」 

承太郎「おれたちは近づかないとあいつに攻撃ができない・・・。一度、試しに攻撃を与えてみたい。ヤツのところまで連れて行ってくれるか?」 

ほむら「わかったわ。私に掴まって」 

承太郎「よし。仗助!億泰!行くぞ!康一君はここで敵を『観て』いてくれ」 

康一「わかりました!」 

ほむら「いい?全員掴まった?」 

仗助「ああ、バッチリだぜ」 

ほむら「行くわ」カチリ 

パッ 

ほむら「・・・」トットットットッ

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 01:45:39 ID:iaUc9vGD0
億泰「おい・・・周りが全然動かねぇぞ・・・」 

仗助「ああ・・・承太郎さん・・・もしかしてこれって・・・」 

承太郎「ああ・・・。完全に『時が止まっている』・・・。やれやれ、しかも止めていられるのも5秒とかそういったレベルじゃないようだ・・・」 

仗助「ああ・・・。グレートだぜ・・・てか承太郎さん5秒止められるようになったんスカ?」 

承太郎「まあな・・・」 

ほむら「着いたわ」 

仗助「じゃあとりあえずよ~、攻撃してみるか。クレイジー・ダイヤモンド!!」ドンッ 

億泰「ザ・ハンド!!」ドンッ 

承太郎「スタープラチナ!!」ドンッ 

億泰「おりゃあ!!」ガオン 

仗助「ドララララララララ!!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ 

承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 01:48:43 ID:iaUc9vGD0
仗助「くっ・・・なんて『硬さ』だ・・・。まったく効いてないってわけじゃあないだろうが大したダメージは与えられてねえ」 

仗助「億泰!!お前はどうだ?」 

億泰「一応やってるがあまり削り取られてねぇみたいだ」 

仗助「くそっ。承太郎さんは?」 

承太郎「ああ。とてつもなく硬いな・・・。だがなんとか・・・ヤツに『ヒビ』を入れることができた・・・」 

仗助「うおお!?ホントだ!!さすが承太郎さん!!」 

承太郎「ここを一斉に突けば倒せるかもしれないな・・・」 

仗助「それならいったん戻ってどうするか考えたほうがいいッスね~」 

ほむら「わかったわ。戻りましょう」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 01:51:14 ID:iaUc9vGD0
ほむら「」ストッ カチリ 

杏子「!? おい!お前らちゃんと行ってきたのか?」 

承太郎「ああ。問題ない。康一君、エコーズでワルプルギスの夜を見てくれ」 

康一「わかりました。エコーズACT1!!」ドンッ 

康一「・・・あ!!あいつにヒビが入ってる!!」 

承太郎「だがあいつは相当硬い・・・。きちんとダメージを与えられるのはおそらくその『ヒビ』だけだ」 

マミ「それならそのヒビを全員で攻撃すれば・・・」 

杏子「倒せるかもしれないってわけだな」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 01:57:05 ID:iaUc9vGD0
億泰「でもよォ~。俺たちの射程じゃいちいち飛んでるあいつに近づかなきゃいけないぜ?」 

承太郎「そうだ。だから魔法少女の君たちにはなんとかしてあいつを地面に落としてもらいたい。そうすればおれたちも攻撃できる」 

マミ「わかりました。佐倉さん、暁美さん、やりましょう」 

ほむら「わかったわ」 

杏子「ま、それくらいならなんとかなるっしょ。任せときな」 

承太郎「ああ、頼ん」ヒュッ!! 

ドゴォオオン 

仗助「!! 承太郎さん!!」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 02:02:05 ID:iaUc9vGD0
使い魔「キャハハハハハハ」 

承太郎「やれやれだぜ・・・。今度はヤツの番ってことか?」 

億泰「おいおいおいおい、今度は何だ!?」 

使い魔「キャハハハハハ」 

ほむら「使い魔よ!!あいつ・・・本格的に攻撃を始めたッ!!」バララララララララ 

マミ「えい!!」ドンドンドン 

杏子「うりゃあああああああ」ザシュザシュ!! 

ほむら「く・・・。数が多い・・・」 

使い魔「」ヒュン 

ほむら「しまった!! 一匹まどか達の方へ・・・」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 02:05:04 ID:iaUc9vGD0
使い魔「キャハハハハハハ」 

さやか「うりゃああああああああ」ブンッ 

使い魔「キャハ・・・」メキャッ 

カッキーーーーーン 

まどか「!?さやかちゃん!?」 

さやか「まどか、大丈夫!?」 

まどか「さやかちゃん、それって・・・」 

さやか「ああ。この前、マミさんに強化してもらった鉄パイプ!!ないよりマシと思ってさ・・・」 

まどか「さやかちゃん・・・」 

さやか「さあ、どっからでもかかってきなさいって!!」 

まどか「!! さやかちゃん、後ろ!!」 

さやか「え・・・?」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 02:09:29 ID:iaUc9vGD0
使い魔「キャハハハハハハ」 

ズシン 

使い魔「キャハ・・・ハハ・・ハ・・・」ズシン 

康一「ふー。危なかった・・・」 

エコーズACT3「ACT 3 FREEZE!!」 

億泰「ザ・ハンド!!」 

使い魔「キャハ!!」ガオン 

億泰「まったくよ~。無茶すんなよ。まあ、今の場合、その鉄パイプで吹っ飛ばしたヤツは間に合わなかっただろうから・・・とりあえず『よくやった』と言っとくか」 

康一「ここは任せて君たちはワルプルギスの夜に集中して!!」 

ほむら「・・・。わかったわ。ここは彼らに任せてワルプルギスの夜を止めることを考えましょう」

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 02:13:40 ID:iaUc9vGD0
仗助「お、そうだ。ほむら。この周辺の地図持ってるか?」 

ほむら「地図ならあるわ」ヒラ 

仗助「おお、ありがとう。・・・なるほどな・・・」 

仗助「なあ、ほむら。あいつをこの『ポイント』に誘導できるか?」 

ほむら「? やってみるけれど・・・どうして?」 

使い魔「キャハハハハハハ」 

ほむら「!!」 

仗助「ドラァ!!」ドグォ 

仗助「話は後だ!!とにかくその『ポイント』に誘導してくれ!!」 

ほむら「わかったわ!!」バッ

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 02:15:50 ID:iaUc9vGD0
ほむら「巴マミ、佐倉杏子。ワルプルギスの夜をこの地図のポイントに誘導してくれる?」 

マミ「やってみるわ」 

杏子「しかしなんでだ?」 

ほむら「仗助に何か策がある、としか言えないわ」 

杏子「わかった。やってみるよ」 

ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハハハ」 

マミ「えい!!」ドンドンドンドン 

杏子「うおおおおおおおおお」ギンギンガンギン 

杏子「くっ・・・。ダメだ!!ルートから少しずれてるぞ!!ほむら、どうする・・・って、ほむら!?」 

杏子「ほむらって、おい・・・」

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 02:19:24 ID:iaUc9vGD0
ほむら「・・・」ゴウンゴゴゴゴゴ 

仗助「おい・・・。ほむらが乗ってるアレって・・・」 

承太郎「ああ。まったく・・・時間停止の次はアレか・・・。あの野郎を思い出すぜ」 

ほむら「タンクローリーよ!!」 

ドゴォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオン 

ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハ」グラァ 

ほむら「あのヒビに当てたら、ワルプルギスの夜が『グラついた』!!」 

ほむら「やはり、あのヒビにはダメージを与えられる!!」 

ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハハ」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 02:25:41 ID:iaUc9vGD0
シルシルシルシルガシィッ 

ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハハ」ビン 

マミ「ワルプルギスの夜をリボンで拘束して・・・ルートをまで引っ張ろうって思ったけど・・・」ジリジリ 

マミ「ダメ・・・引っ張られる・・・・」 

ガオン 

パッ 

マミ「え、え!?」 

億泰「足りないんなら引っ張ってやるぜェ~。空間を『削り取って』な」 

億泰「仗助ェ~!!早くしてくれ!!そんなにもたねぇぞ!!」 

仗助「おう!」

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 02:31:41 ID:iaUc9vGD0
仗助「さて・・・知ってるか?え~っと霞ヶ関ビルだったか?あれは一階あたり2400トンあるらしい・・・それだけビルは重いってことだ」 

仗助「それだけの重さがありゃダメージは与えられなくてもお前を落とすことくらいはできるだろう・・・。お前が浮かせた『ビル』と『土台』で挟まれればなあ~~~」 

仗助「クレイジーダイヤモンド!!ビルを『治す』!!」ゴシャァア 

仗助「行けぇえええええええーーーーーーー!!!」 

ゴーーーーーー 







ボ 

ボ 

ボボ 

ボボボボボボ

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 02:37:52 ID:iaUc9vGD0
康一「ああ、そんな・・・。なんてこと・・・。あいつが浮かせたビルが・・・」 

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
康一「燃えてなくなっていくぅーーーーー!!」 

ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハハハハハ」ボボボボボボボボボボボ 

仗助「そんな・・・。おれの治したビルも燃やされたら・・・もうあいつを落とすことはできねぇ!!」 

仗助「あいつを止められねぇぞおおおおおーーーーーーー!!」 

ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハ」ゴッ 

ワルプルギスの夜「ハッハ・・・・」ゴーーーーーーーーー

60: >>59 でも他にやることないし 2011/10/24 02:43:03 ID:iaUc9vGD0
仗助「何だ・・・おれのビルだけ燃えていない・・・」 

               ・・・・・・・ 
仗助「いや、むしろ俺のビルだけ認識していない・・・」 

杏子「危なかったな」 

仗助「杏子!!!」 

杏子「分身しかしたことなかったからできるかどうかわからなかったが・・・うまくいったみたいだな」 

仗助「いったい何を!?」 

杏子「ワルプルギスの夜に『幻術』をかけた!!あいつは今、お前のビルだけは認識しない!!」 

杏子「きっと自分に何が起こっているのかさえわかっていないぜ」 

ワルプルギスの夜「ハハハハハハハハハハ」ゴーーーーーーー 

ドッゴオオオオオン

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 02:56:00 ID:iaUc9vGD0
億泰「やったぜ・・・」 

ほむら「ついに・・・ワルプルギスの夜が落ちた!!」 

マミ「行きましょう!!」ダッ 

仗助「ドララララララララララ!!」 

億泰「ウオオオオオオ!!」ガオン

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 03:05:26 ID:iaUc9vGD0
ほむら「・・・」ドン!ドン! 

ほむら(もう誰にも頼らない。そう胸に決めて戦ってきた)ドゴオオオン 

ほむら(でも今は一人じゃない。一緒に戦ってくれる仲間がいる・・・)ドゴオオオオオン 

ほむら(もう、何も怖くない) 

マミ「暁美さん!!」 

ほむら「え・・・?」ゴオオオオオ 

ほむら(ビルが・・・倒れてきて・・・) 

ほむら(時間を・・・!!そんな・・・) 

ほむら(もう、時を止められ・・・) 

ドォ―――――z_____________ン

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 03:16:06 ID:iaUc9vGD0
承太郎「やれやれ・・・。さすがに無制限とはいかないみたいだな・・・」 

承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラ!!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ 

承太郎「そして時は動き出す・・・」 

バラバラバラバラ 

ほむら「!!」 

ほむら「承太郎・・・」 

承太郎「話は後だ。この機を逃すわけにはいかない」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 03:32:30 ID:iaUc9vGD0
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラ!!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴ 

康一「エコーズACT2!!」 

康一「この『ピキッ』の文字でヒビを広げてやる!!」ビュンッ 

マミ「ええい!!」バンバンバンバン 

ピキッ 

杏子「うおおおりゃああああ」ギンギンギンギン 

ピキッピキッ

69: すまん、寝てしまってた 2011/10/24 04:30:06 ID:iaUc9vGD0
仗助「ドララララララララララ!」 

億泰「うおおおおおお!!」 

承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラ!!」 

ピキッピキッ 

マミ「ティロ・フィナーレ!!」バッゴオオオオオオン 

ピキピキピキッ 

ほむら「これで終わりよ・・・」ゴオオン 

仗助「おい・・・あれって・・・」 

承太郎「ああ・・・88式地対艦誘導弾だな。早く離れたほうがよさそうだ・・・」 

バシュウウウウウウ 

ドッッッガアアアアアアン 

ピキピキピキピキ

70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 04:45:15 ID:iaUc9vGD0
ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハハハ」 

ピキピキピキピキピキピキ 

パァアアアアアアアン 

マミ「・・・ワルプルギスの夜が・・・」 

杏子「・・・弾けとんだ・・・」 

億泰「おい・・・てことは・・・」 

仗助「勝ったんだな・・・」 

康一「やった!!ついに倒しだぞ!!」

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 05:01:26 ID:iaUc9vGD0
ほむら「・・・終わった・・・」 

まどか「ほむらちゃん!!」 

ほむら「まどか・・・。ついに、終わっ・・・」ドクン 

ほむら「!!」ドサッ 

まどか「ほむらちゃん!?」 

杏子「おい、ほむら。どうした・・・」ドクン 

杏子「くっ!!」バタッ 

杏子「く・・・なんだ・・・?」 

マミ「ああ!」ドサッ 

マミ「・・・この感覚は・・・以前も・・・」 

さやか「マミさん!!杏子!!」 

仗助「おいおい・・・。いったい何がどうなってるんだ・・・?」 

QB「魔力を使いすぎたんだよ」

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 05:03:02 ID:iaUc9vGD0
まどか「キュウべぇ!!」 

QB「倒せたとはいえワルプルギスの夜ほどの魔女だ。魔力の消費は途方もないものになってしまった」 

QB「だからソウルジェムも濁りきってしまった」 

QB「三人はもうすぐで魔女になるよ」 

まどか「え・・・うそでしょ・・・」 

QB「まあ、当然の結果だね」 

さやか「そんな・・・。ねえ、なんとかならないの!?」 

QB「どうにもならないね。ワルプルギスの夜のグリーフシードもあるだろうけれどどこかに飛んでいってしまった。今から探しても間に合わないよ」

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 05:04:09 ID:iaUc9vGD0
QB「ただ・・・。方法がまったくないってわけでもない」 

さやか「何!?早く教えて!!」 

QB「鹿目まどか。君が契約すればいい」 

まどか「ええ!?」 

QB「君が契約して三人を助けるよう願えばいい。君ほどの素質なら簡単なことだよ」 

ほむら(こいつ・・・。最初からそのつもりで・・・) 

ほむら「まどか・・・ダメ・・・」 

まどか「私・・・私は・・・」 

QB「悩んでいるみたいだね。それならスタンド使いの君たちに言っておく。早く準備をしておいたほうがいい」 

康一「準備?」 

QB「ああ。魔女になった彼女たちをすぐに潰せるようにね」 

億泰「貴様ぁ~~~!!!」ガシッ

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 05:06:50 ID:iaUc9vGD0
QB「やれやれ・・・。そんなことしても意味はないのに」 

QB「君たちにできることはまどかが契約するか彼女たちを見捨てるかだけだ」 

QB「君たちに希望はないよ」 

億泰「くっ・・・!」 

露伴「希望か・・・」

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 05:07:48 ID:iaUc9vGD0
仗助「露伴先生!!てかどうしたんスか!?そんなボロボロで!?」 

露伴「希望なら・・・ここにある・・・」カランコロン 

QB「これは・・・グリーフシード!?」 

露伴「とりあえず3個ある・・・早く使ってやってくれ・・・」 

まどか「はい!ほむらちゃん!!」 

さやか「マミさん、杏子も!!」 

シュゥウウ 

仗助「おお・・・汚れがなくなっていく・・・」 

露伴「仗助、悪いんだが早く治してくれないか?結構、痛いんだが・・・」 

仗助「ああ、悪りぃ」

77: >>76 ありがとう。もうすぐ終わるわ 2011/10/24 05:10:06 ID:iaUc9vGD0
QB「そんな・・・。こんな短時間にどうやって・・・」 

杏子「ふう。なんとかなったみたいだな。で、どうする?とりあえずこいつ絞めとくか」 

マミ「やめなさい。とりあえず何とかなったとはいえまだ完璧じゃないもの。こんなことに魔力は使ってられないわ」

ほむら「それにこいつは殺しても何度でも戻ってくる・・・」 

仗助「憂さ晴らしならよぉ~。俺たちに任せとけ」パキポキ 

承太郎「ああ。吐き気を催すような邪悪とは、何も知らない無知なるものをてめぇだけの都合で利用することだ・・・」 

承太郎「今のお前がまさにそうだな・・・」 

承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!」ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 

QB「きゅっぷ~~~いっ!!」

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 05:17:17 ID:iaUc9vGD0
ドザァ 

QB「く・・・。まったく無駄なのに・・・。僕を殺しても・・・新しい体が来るだけで・・・」 

         ・・・・・・・・・・・ 
承太郎「らしいな。だから手加減しておいた」 

承太郎「仗助。後は頼んだ」 

仗助「ああ。次はおれだぜ~」 

仗助「ドララララララララララララララ」ドドドドドドドドドドドドドドドド 

QB「うわ~~~!!そんな・・・壁と一体化して・・・」 



見滝原市 名所その①『定礎ベーター』 

もともとビルの定礎とは建物の土台となる礎石を定めることでありその中には建物の図面や出資者名簿などが入れられる。 
この定礎は両目があるという奇抜なデザインで有名である。 

時々、声がしたり口のようなものが開いて何かを食べていることがあるらしい。 

「行き方」見滝原駅前ビルの南東面 



QB「わけがわからないよ」

79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 05:19:10 ID:iaUc9vGD0
仗助「終わったぜ」 

承太郎「ああ。そうだな」 

マミ「あの、皆さん。ワルプルギスの夜も倒したことですし私の家でお祝いしませんか?私の家はそんなに被害を受けてないみたいなので・・・」 

さやか「おお!いいっすねー!」 

杏子「お祝いってことは何か食えるのか!?」 

マミ「ええ。もちろん」 

まどか「でも、街はこんなに被害が出ているのにお祝いなんかやっても・・・」 

露伴「いいんじゃあないかな」 

まどか「露伴先生!!」 

露伴「今まで途方もない苦労をしてきたんだ。それぐらいやってもいいだろう」 

露伴「それに、君たちのおかげで被害もこれだけで済んだんだ。これは祝うべきことだろう?」

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 05:20:07 ID:iaUc9vGD0
さやか「ほらほら、露伴先生もこういってるし!!早くしないと行っちゃうぞ!」 

まどか「ちょっと、さやかちゃん・・・」 

仗助「楽しそうだな・・・。じゃあ、おれたちは帰るか」 

マミ「あなたたちもよ」 

康一「え?」 

マミ「あなたたちがいなければ勝てなかったわ。だから一緒にお祝いしましょう」 

マミ「無理にとは言わないけど・・・」

81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 05:20:59 ID:iaUc9vGD0
億泰「なあ行こうぜ~」 

康一「億泰くん!!」 

億泰「ああ言ってんだしよ。行くのが筋ってもんだろ」 

億泰「それにお前にはわからんだろうが女の子とお茶をするのってかなり貴重な体験なんだぜ?」 

康一「ちょっと、からかわないでよ!!」 

仗助「承太郎さん、どうします?」 

承太郎「・・・。たまにはこういうのも悪くはないかもしれないな・・・」 

マミ「じゃあ、全員参加と決まったところで私の家に案内します!!」 

億泰「おう!楽しみにしてるぜ~」

82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 05:22:27 ID:iaUc9vGD0
見滝原駅前ビル 

露伴「さて。もうこの街ともお別れだな・・・」 

???「露伴・・・岸辺露伴・・・」 

露伴「ん?なんか声がするぞ?」 

???「こっちだよ・・・。岸辺露伴・・・」 

露伴「ああ、そこか。すっかり忘れてたよ。そこにいたんだったな。どうだ、その姿は?」 

QB「まったく動けないっていうのは不便極まりないね。それに僕の体は変形はしたものの損傷は一応ないから新しい個体も送られてこないみたいだ」 

露伴「それは大変なことだな」

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 05:24:31 ID:iaUc9vGD0
QB「それよりわかったんだよ。なぜ君がグリーフシードを短時間で集められたか」 

露伴「ほう。聞こうか」 

QB「君の能力は『記憶を読み操る』・・・。おそらく自分自身に『高速で動いてグリーフシードを集める』とでも書き込んだんだろう。これなら君があの時ボロボロだったことも説明がつく」 

QB「当たっているかな?」 

露伴「まあ、そんなところだ。以前、『時速70キロで後ろにふっ飛ぶ!!』って書き込んでできたからね・・・。今回もできると思ったんだ」 

露伴「それにほむらのたった一つのアイデア・・・僕の能力ではたった一文、『ワルプルギスの夜は複数の魔女の集合体かもしれない』って書いてあったからね。グリーフシードも複数集められるんじゃあないかって踏んだんだ」

露伴「これが見事に当たったってわけだ」 

QB「なるほどね。ではもうひとつ質問いいかな?」 

露伴「何だ?」 

QB「君はどうして彼女たちを助けようとしたんだい?君にとって危険を冒してまでメリットがあるとは思えないんだが・・・」 

露伴「・・・。それがわかっていればおそらくお前は今そこにいないだろうな・・・」 

QB「?」 

露伴「まあいい。それよりももうすぐ電車の時間だ。この辺で失礼するよ」

85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 05:25:52 ID:iaUc9vGD0
QB「まったく、人間ってのは理解しがたいな」 

QB「わけがわからないよ」

86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 05:26:57 ID:iaUc9vGD0
露伴「・・・」 

ほむら「岸辺露伴」 

露伴「ほむらか。どうした?見送りに来てくれたのか?」 

ほむら「別にそういうわけじゃないわ。ただ、聞いておきたかったことがあったの」 

露伴「何だい?」 

ほむら「岸辺露伴・・・。あなたのやったことで状況はよくなりついにはワルプルギスの夜を倒すことができた・・・ 

ほむら「でもあなたはどうして私たちに協力してくれたの?理由が聞きたいわ」 

露伴「そうだな・・・。僕は漫画家だ」 

露伴「ただ、君のたどったストーリーが気に食わなかっただけだ」

87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 05:31:39 ID:iaUc9vGD0
ほむら「岸辺露伴・・・」 

露伴「僕としては、君たちに感謝している」 

露伴「おかげで面白いマンガがかけそうだ。ありがとう」 

プルルルルルルル 

8番線からまもなく電車が発車します 

露伴「おっと、もう時間だ」 

露伴「それではさようなら、暁美ほむら」タッタッタッタッタ 

ほむら「・・・」

88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 05:32:30 ID:iaUc9vGD0
まどか「ねえ、さやかちゃん。上條君とはその後どうなったの?」 

さやか「それがね・・・。勇気を出して告白してみたらOKだって」 

まどか「ええ!」 

さやか「なんね、告白されたら急に私のことを女の子として意識しだしたって・・・。まったく都合がいいったらありゃしない」 

さやか「まーこんなかわいい娘から告白されれば、誰だってそうなっちゃいますか!」 

まどか「もう、さやかちゃんったら・・・」 

さやか「あー。でもこんな風になるのならもっと早く告白しとけばよかった」 

まどか「さやかちゃんも都合がよすぎるよ」 

さやか「だってあんなに悩む必要もなかったわけじゃない!!恭介とももっと一緒にいられるわけだし・・・ああ、もう!」 

さやか「あたしってホントバカ」

89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 05:39:04 ID:iaUc9vGD0
まどか「あ、マミさん」 

さやか「マミさん、おはようございます!!」 

マミ「おはよう。ねえ、二人とも覚えてる?今日、露伴先生の新連載が始まるのよ」 

さやか「もちろん知ってますよ~。ホラ!!」 

まどか「あ、ヤングジャンプ!!」 

さやか「さっきコンビニで買ってきました!!」 

マミ「私もさっき買ってきちゃった」

91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 05:45:19 ID:iaUc9vGD0
さやか「よし!じゃあ早速読んじゃいますか!!」 

マミ「ダメよ。もうすぐ学校始まっちゃうでしょ」 

さやか「うう・・・そうだった・・・。じゃあ読んだらメールください!!一緒に語り合っちゃいましょう!!」 

マミ「ええ。楽しみにしてるわ。じゃあ、また」 

まどか「マミさん、また」 

さやか「絶対メールくださいよー」 

さやか「私たちも教室へ行こっか」 

まどか「うん!」

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 05:48:32 ID:iaUc9vGD0
さやか「これだね。『魔法少女あおい☆マギカ』。この『あおい』って娘、まどかに似てない?」 

まどか「それならこの『えり』って娘はさやかちゃんそっくりだよ!」 

さやか「ホントだ・・・。じゃあこの『カオリ』って娘はマミさんだ!!」 

まどか「そうだね。ホントそっくり・・・」 

さやか「今頃マミさんも読んでビックリしているかも!!」

93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 05:48:59 ID:iaUc9vGD0
マミ「この『カオリ』って娘、私にそっくりね」 

マミ「きっと露伴先生が私をモデルにしてくれたんだわ」 

マミ「・・・」 

マミ「そう。もう私は一人じゃない。魔法少女の仲間だっているし鹿目さんや美樹さんもいる・・・」 

マミ「それに離れてはいても露伴先生や承太郎さん、仗助さん、億泰さん、康一さん」 

マミ「みんな私のことも、魔法少女のことも知ってくれている」 

マミ「これだけでなんて心強いんだろう」 

マミ「私は本当に、本当に一人じゃない。みんながいてくれる」 

マミ「もう何も怖くない」

94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 06:03:06 ID:iaUc9vGD0
マミ「さて、続きを読んじゃいましょう」ペラペラ 

マミ「ふふ。このカオリって娘、本当にカッコいいわ・・・」ペラ 

マミ「!!」 

マミ「うそ・・・。私、頭食われてるじゃない・・・」

95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 06:04:22 ID:iaUc9vGD0
キャスター『えー、見滝原市で起きた災害について専門家の意見を聞きましょう』 

専門家『はい。見滝原で起きた大雨および強風ですが専門的にはスーパーセルと呼ばれるものです』 

専門家『こちらをご覧ください』 

専門家『これは近くの気象台で観測された災害当日のレーダー画像です』 

専門家『これがスーパーセルです。この時点でかなり強力なものであることがわかります』 

専門家『ところがこちらを見てください』 

キャスター『これは?』 

専門家『これはさっきの画像のわずか十数分後の画像です。先ほどのスーパーセルが跡形もなく消えていることがわかるでしょう』 

キャスター『はい』 

専門家『これは気象学的にはありえないことでして・・・まるで誰かが消し去ったみたいに』プチッ 

トニオ「そうデスカ。そんな大変なことガ・・・」

96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 06:06:04 ID:iaUc9vGD0
億泰「そりゃーもー大変で大変で。あんなヤツとはもう二度と戦いたくねぇな」 

億泰「まあ、その後、女の子の家に呼ばれたがよぉ~」 

康一「そうだ億泰君!!あの後、ヒドイ目に合ったんだから!!」 

億泰「ひどい目ェ?」 

康一「そうだよ!!由花子さんに『他の女のにおいがする!!しかも5人も!!』って言われてえらい目にあったんだから!!」 

康一「その誤解を解くのがもう大変で大変で・・・。もしできなかったらラブ・デラックスで絞め殺されるところだったよ!!」 

億泰「そりゃ、仲がいい証拠じゃあないか!!羨ましいもんだぜ」 

康一「もう、人事だと思って!!」 

仗助「・・・」 

承太郎「どうした、仗助」

97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 06:07:59 ID:iaUc9vGD0
仗助「いや、なんかね。確かにワルプルギスの夜っていう最強の魔女は倒したけれど結局魔女はまだいるわけだし魔法少女が魔女化するってところも変わっていない。彼女たちも魔女になるかもしれない」 

仗助「結局、何の解決にもなってねぇなって思っちまってよぉ。おれたちがやったことに意味があったのかって」 

承太郎「・・・おれは共に戦った彼女たちの魂の中に『黄金の精神』を見た。かつてエジプトに向かったおれたちや吉良吉影と戦ったお前たちの中に見た『正義』の輝きの中にある運命に立ち向かう『精神』だ・・・」 

承太郎「それがある限り彼女たちは魔女に負けることも『絶望』することもない・・・。どんなに大きな壁があっても乗り越えられる・・・」 

承太郎「その『黄金の精神』が他の魔法少女にも受け継がれていけば・・・魔女になるものはいなくなる」 

承太郎「それだけでも、おれたちの戦いには意味があったんだ」 

仗助「『黄金の精神』・・・」 

承太郎「それに、今回の事件を契機にスピードワゴン財団は魔女と魔法少女の研究を進めていくそうだ。研究が進めば魔法少女を救うことができるかもしれない・・・」 

仗助「ホントッスか?」 

承太郎「ああ。その一環としてある少女の面倒を見ることになった・・・」

98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 06:09:07 ID:iaUc9vGD0
まどか「面白かったね!!」 

さやか「ほんと!!まさかの展開の連続だったよ!!さすが露伴先生!!普通の魔法少女ものじゃできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる!憧れるゥ!」 

ガラガラ 

早乙女「はい。皆さん席について」 

まどか「先生来たよ。それしまって」 

さやか「はいはーい」

99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 06:09:59 ID:iaUc9vGD0
早乙女「今日はみなさんに大事なお話があります。心して聞くように」 

早乙女「たべっ子どうぶつで最後に残すのは、ラクダですか?それとも馬ですか?」 

早乙女「はい、中沢君!」 

中沢「えっ、えっと・・・どっ、どっちでもいいんじゃあないかと」 

早乙女「その通り!どっちでもよろしい!」 

早乙女「たかが最後の楽しみの動物なんかで、女の魅力が決まると思ったら大間違いです!」 

早乙女「女子のみなさんは、くれぐれも最後はラクダじゃなきゃ食べられないとか抜かす男とは交際しないように!」 

早乙女「そんな男は爆死すればいいと思います!!」 

さやか「またダメだったか・・・」 

まどか「またダメだったんだね」 

早乙女「そして、男子のみなさんは、絶対にたべっ子どうぶつで食べる動物にケチをつけるような大人にならないこと!」 

早乙女「はい、あとそれから、今日はみなさんに転校生を紹介します」 

さやか「え、また転校生!?」 

まどか「珍しいね」

100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 06:11:21 ID:iaUc9vGD0
???「やれやれ。しかしまた学校に行けるとは思わなかったなー」 

???「学校では昼休み以外もの食っちゃいけないってのがつらいが・・・まあしょうがないか」 

???「家も食事も用意してくれたんだ。それぐらいはガマンしねーとな」 

???「一応、入学前にやったテストの結果で2年生ってことになったけど・・・。となるとあいつらと一緒だな」 

???「しかし、この制服姿。あいつらが見たらビックリするだろうなぁー」 

???「親父とお袋にも見せてやりたかったな・・・」 

???「ってこれから始まるってのになにショボくれてんだ、あたし!!」 

???「せっかくもらったチャンスだ。友達も作って、自分のためにも精一杯楽しまないと!!」 

???「一人ぼっちは、寂しいもんな」 

早乙女「それじゃあ、入ってください」 

早乙女「佐倉杏子さん!!」 

杏子「行くか!!」 


エンディングテーマ 
『コネクト』 
作詞・作曲:渡辺翔 
編曲:湯浅篤 
歌:ClariS

101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 06:17:05 ID:iaUc9vGD0
まどか「やっぱり露伴先生のマンガは面白いな~」パラ 

まどか「この『ちわ』って娘はほむらちゃんだよね?」パラ 

まどか「ティヒヒ、特長よくつかんでるな~」パラ 

まどか「!!」 

『約束するわ。絶対にあなたを救ってみせる。何度繰り返すことになっても、必ずあなたを守ってみせる』 

『繰り返す。私は何度でも繰り返す』 

『同じ時間を何度も巡り、たった一つの出口を探る。あなたを、絶望の運命から救い出す道を』 

『あなたの・・・あなたの為なら、私は永遠の迷路に閉じ込められても、構わない』 

まどか「もしかして・・・ほむらちゃん・・・!」

102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 06:17:34 ID:iaUc9vGD0
ほむら「『鹿目まどかを救う。』それが私の最初の気持ち」 

ほむら「でも繰り返せば繰り返すほど、あなたと私が過ごした時間はずれていく。気持ちもずれて、言葉も通じなくなっていく」 

ほむら「ワルプルギスの夜を倒せたとしても、それは変わらない」 

ほむら「私はもうこの街に入られない。あなたと同じときをすごすこともできない」 

ほむら「私はこの街を出て行く。遠く離れた場所であなたの幸せを願っているわ」 

ほむら「それが私にたった一つだけ最後に残った、道しるべ」 

ほむら「さようなら、まどか」

103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 06:21:14 ID:iaUc9vGD0
タッタッタッタッ 

まどか「ほむらちゃん!!」 

ほむら「!! まどか!?」 

まどか「ほむらちゃん!!」ダキィッ 

ほむら「まどか・・・どうして・・・」 

まどか「私、わかったの。いくつもの時間で、ほむらちゃんが、私のためにがんばってくれたこと、何もかも」 

まどか「何度も泣いて、傷だらけになりながら、それでも私のために」 

ほむら「どうして?」

105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 07:00:54 ID:iaUc9vGD0
まどか「露伴先生のマンガを見てね、やっと気づいたの。あそこに書いてあること、ほむらちゃんのことでしょ?」 

ほむら「岸辺露伴・・・」 

まどか「ずっと気づけなくてごめん・・・ごめんね」 

まどか「ありがとう、ほむらちゃん」 

まどか「わたしの、最高の友達」

106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 07:01:52 ID:iaUc9vGD0
Don't forget. 

Always,somewhere,someone is fighting for you. 

As long as you remember her,you are not alone. 



岸辺露伴 見滝原へ行く 完

110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/24 07:37:55 ID:+Vp+Q8iS0
乙 
楽しましてもらったぜ 
また後日談書いてくれな



元スレ:岸辺露伴 見滝原へ行く
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1319361485/
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1319367065/
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1319381408/