263:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/21() 21:30:58.59 ID: ID:cpznA69rO

 

チチ「…そんな思い詰めたような顔していったい何の話だ? 失業でもしちまっただか?」

 

悟空「…いや、もっと重てえ話だ。チチ…おめえの体のことなんだけどよ。どうもガンっちゅー病気らしいんだ…」

 

チチ「……そっか、おらガンだったんだな…」

 

悟空「な…なんかあんまり驚いてねえみてえだな…」

 

 

265:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/21() 21:44:54.15 ID: ID:cpznA69rO

 

チチ「…薄々そんな気がしてただよ。日に日に症状さ悪くなっていくし、おら病気なんじゃないかってな。…なあ悟空さ、おら死んじまうだか?」

 

悟空「…」

 

悟空「…医者のおっちゃんが言うには、おめえの余命は後一ヶ月半くれえらしい。でも心配すんな。ぜってえオラが助けてやる!」

 

チチ「悟空さ…」

 

悟空「よーしチチ、退院すっぞ! オラが今まで闘ってた分、いっぺえ思い出つくるんだ」

 

 

267:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/21() 21:57:45.01 ID: ID:cpznA69rO

 

精神と時の部屋 入所三日目

 

ベジータ「クックック、完璧だ…」

 

ベジータはスーパーサイヤ人3になると、空間に穴を開けた。

 

ベジータ(…気を消して出るか。これでピッコロ以外にはバレんだろう)

 

ベジータ(まずは…魔人ブウのところに行くか)ビュン

 

 

268:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]2013/03/21() 22:00:59.88 ID: ID:SyRZ+qHo0

 

なっちゃたのベジータさんwwww

やっぱ天才か……

 

 

269:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/21() 22:03:59.80 ID: ID:cpznA69rO

 

シュタッ

 

ブウ「ん?」

 

ベジータ「おい魔人ブウ。貴様にやってもらいたいことがある」

 

ブウ「んー?どうしよっかなー」

 

ベジータ「貴様に拒否権はない。…受け取れ!」ポイっ

 

ブウ「チョコレートだ! おまえ良いやつだな。いいぞ」

 

ベジータ「フンッ、ちょろいもんだぜ」

 

 

272:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/21() 22:18:35.61 ID: ID:ZVVYrLcg0

 

ブルマの研究所

 

悟飯「やっぱりダメです…。これも細胞がズタズタになっています」

 

ブルマ「全然進展がないわねー。 こりゃ四、五年前に言われててもできてたかわからないわよ…」

 

悟飯「でも…、それでも、僕はこれを完成させなくちゃいけないんです!」

 

ブルマ「ふふ、そういうとこ孫くんそっくりね」

 

ピシュン

 

悟空「よお悟飯!ブルマんとこにいたのか」

 

 

273:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/21() 22:20:07.10 ID: ID:ZVVYrLcg0

 

>>271 >>1だよ!

 

 

274:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]2013/03/21() 22:21:24.55 ID: ID:91oej2yvo

 

結局はID:cpznA69rOは誰だったの?

 

 

275:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]2013/03/21() 22:29:45.88 ID: ID:l3xE3q7bo

 

はよはよはよはよ!

 

 

276:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/21() 22:35:34.03 ID: ID:ZVVYrLcg0

 

ブルマ「噂をしたらすぐに来たわね…」

 

悟飯「どうかしたんですか?」

 

悟空「ああ、チチを退院させたんだ。これから一ヶ月くらいいっぺえ思い出作ろうと思ってよ。おめえにも付き合って欲しいんだ」

 

悟飯「でも…僕には……」

 

ブルマ「悟飯くん、行ってきなさい。正直今の状況じゃ何人いたって一緒よ。…後は私に任せて親孝行してきなさい」

 

悟飯「ブルマさん…。ありがとうございます。では行きましょう、おとうさん!」

 

悟空「へへっ、そうこなくっちゃよ!」

 

 

280:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/21() 22:51:30.88 ID: ID:ZVVYrLcg0

 

翌日

 

悟空「よーし、今日はピクニックに行くぞ」

 

悟天「わーい!僕家族全員でピクニックなんて初めてだよ」

 

チチ「悟天ちゃんが産まれたとき悟空さいなかったもんな。もうこんなに大きくなっちまっただな…」グスッ

 

悟飯「お、おかあさん…」

 

悟空「ハハッ、泣くなよチチ。よしおめえら、チチの車椅子を持て。舞空術で飛んで行くぞ」

 

 

 

285:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/21() 23:09:46.02 ID: ID:ZVVYrLcg0

 

チチ「わあー、綺麗なところだべ!」

 

悟飯「みんなで写真撮りましょう。ビーデルさんに借りてきたんです」

 

悟空「おー!悟飯、気が利くじゃねえか」

 

悟飯「よし、タイマーセットして…」

 

悟天「にいちゃん早く早く!」

 

カシャ

 

 

 

 

286:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/21() 23:26:48.73 ID: ID:ZVVYrLcg0

 

悟天「おとうさん、僕おなかぺこぺこだよ」

 

悟空「じゃあ飯にすっか!オラちゃんと弁当つくってきたぞ」

 

チチ「ふふ、悟空さ主婦みたいになっちまっだな。もうおらより料理できるかもしれねえな」

 

悟天「僕はおかあさんの料理の方が好きだよ!」

 

チチ「…そうか、また今度作ってやるだよ!」

 

 

287:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/21() 23:47:20.21 ID: ID:ZVVYrLcg0

 

ベジータ「はあっ、はあっ、くそったれ!手も足も出なかったぜ…」

 

ブウ「お前変わってるな。あんな遊び意味あるのか?」

 

ベジータ「…さあな。事態は俺が考えうる最悪の状況かもしれん…」

 

ベジータ「おい魔人ブウ。もう一度たのむぜ」ポイっ

 

ブウ「ははっ、任せろ」パクッ

 

 

290:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/21() 23:56:02.84 ID: ID:ZVVYrLcg0

 

ヤムチャ「ブルマ、俺にも何か手伝わせてくれ」

 

ブルマ「そうねー、顕微鏡でここらへんにあるやつを覗いていってくれる? この写真通りに細胞が並んでいたら教えて!」

 

ヤムチャ「わかった!」

 

 

ヤムチャ「ん? これ全部並んでるんじゃないか?ブルマー!」

 

ブルマ「どれどれ…うわ!ホントだわ!

 

ヤムチャ「こ、これでチチさんは助かるのか?」

 

ブルマ「まだ全然だめよ。やっとファーストステージに立てたってとこね…」

 

 

293:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/22() 00:04:40.55 ID: ID:i//GPF6W0

 

クリリン「せい!とりゃ!」

 

亀仙人「ほい、ほい、ほい!っと」

 

クリリン「…悟空相手に修行して意味ありますかね?」

 

亀仙人「…信じよう。やった分だけ僅かながら可能性は上がってゆくはずじゃ」

 

亀仙人「それにしてもクリリン。おぬしにはやはり坊主姿の方が似合っておるな」

 

クリリン「ちぇっ、気にいってたんだけどな…。フサフサの髪」

 

 

295:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/22() 00:19:04.37 ID: ID:i//GPF6W0

 

孫悟空一家は毎日毎日色々なところへ行った。

 

海遊館、遊園地、海、釣り、etc…。

 

恒例となった写真撮影も、一冊のアルバムを作れるほどとなっていた。

 

悟空の仲間たちも皆思い思いに行動し、一ヶ月の月日が流れた。

 

 

296:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/22() 00:28:54.85 ID: ID:U6a8Kfu20

 

追いついた

ベジータはなんの修行してんだ?

 

 

298:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/22() 00:31:40.04 ID: ID:i//GPF6W0

 

悟空「今日で国王のおっちゃんにもらった休みも終わっちまうからな。最後くらい家で過ごすか!」

 

悟飯「ははっ、それも良いですね!」

 

悟天「えー、僕また遊園地に行きたいな」

 

悟空「また今度連れててってやるさ!」

 

チチ「…みんなありがとな。おらこの一ヶ月本当に楽しかっただ!」

 

悟空(そうだ! 最後くらい呼んでやらねーとな)

 

 

316:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/22() 22:17:06.70 ID: ID:i//GPF6W0

 

一ヶ月前

 

シュタッ

 

悟空「オッス、…牛魔王のおっちゃん、いきなりでわりいけど話があんだ」

 

牛魔王「おう、悟空でねえか!話ってなんだ?」

 

悟空「…チチのことなんだけどよ」

 

牛魔王「もしかしてガンのことだか? それならとっくに知ってるだよ。武天老師さまが教えてくれたべ」

 

悟空「なにっ!? じゃあおっちゃんは知ってんのにそんな落ち着いてんのか?オラたまげたぞ」

 

 

 

317:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/22() 22:37:28.62 ID: ID:i//GPF6W0

 

牛魔王「そらおめえ、オラも最初聞いたときはびっくりしたけどよ。今はなんも心配してねえだよ。」

 

悟空「へ? どうしてだ?」

 

牛魔王「オラは悟空を信じてるからだべ。おめえがチチを死なすわけねえだよ」

 

悟空「おっちゃん…」

 

牛魔王「ガッハッハッ、なんてちょっとカッコつけすぎてしまったかも知れねえだ。ま、悟飯さんの息子さんなら大丈夫だべ!」

 

悟空「…ああ。オラに任せてくれ!」

 

 

 

318:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]2013/03/22() 22:42:04.33 ID: ID:kKmJNJ4xo

 

牛魔王の優しさに泣いた

 

 

321:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/22() 23:05:59.94 ID: ID:i//GPF6W0

 

悟空「そうだ、オラたちこれから一ヶ月色々思い出つくりに行くんだけどよ。おっちゃんもどうだ?」

 

牛魔王「いや、やめとくだよ。家族水いらずの時間さ邪魔しちまったら悪いからな」

 

悟空「何言ってんだー。おっちゃんも家族じゃねえか」

 

牛魔王「ははっ、嬉しいこと言ってくれるでねえか。ま、とにかくオラは遠慮しとくだよ」

 

牛魔王(本当はオラもチチに会いてえけど、我慢するだ。おめえら夫婦のくせにあんまり一緒にいれてねえからな。悟空…、思い出いっぱいつくってやるだぞ!)

 

 

324:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/22() 23:24:28.06 ID: ID:i//GPF6W0

 

現在

 

悟空「チチ、オラちょっと牛魔王のおっちゃん呼んでくっぞ」

 

チチ「…おとうか。そういえば最近会ってなかったべ」

 

悟空「へへっ、きっとおっちゃんもチチに会いたがってるぞ!

 

チチ「んだな。…おらもおとうに会いてえだ」

 

悟天「ねえねえにいちゃん、おじいちゃんが来たらお小遣いもらえるかな?」

 

悟飯「さあ…、いい子にしてたら貰えるかもな」

 

 

 

325:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/22() 23:44:09.84 ID: ID:i//GPF6W0

 

ベジータ「グッ…。な…なんとかタイミングは掴めてきやがったぜ」

 

ブウ「お前すごいな。死にかけて回復してどんどん強くなってるぞ。遊びじゃなかったんだな」

 

ベジータ「チッ、今やってるのは強くなることが目的じゃないんだがな。…皮肉なもんだぜ」

 

ブウ「よし、気にいった。これからはそんな変な物に入らないでもオレが回復してやる」

 

ベジータ「フッ、そのセリフを持っと早く言ってくれてればありがたかったがな…」

 

ベジータ「…まあいい。次のステップにいくぜ。まずは動けなければ話にならんからな」

 

 

 

 

327:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/22() 23:56:52.64 ID: ID:i//GPF6W0

 

 

牛魔王「ガッハッハッ、気持ちええだよ」

 

チチ「もう、おとう!呑み過ぎだべ」

 

悟空「まあ良いじゃねえか! おっちゃんすげえ楽しそうだぞ」

 

悟飯「あ、そうだ忘れてた。写真撮っとこう」

 

カシャカシャ

 

悟飯「ハハッ、おとうさんもおかあさんもほんとに楽しそうだな。…この光景を来年も再来年も見れるようにしなきゃな」

 

 328:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 00:09:18.38 ID: ID:+NIvDraj0

 

深夜

 

チチ「悟空さ、ありがとな。この一ヶ月本当に楽しかっただよ!」

 

悟空「へへっ、喜んでくれて良かったぞ!」

 

チチ「なんかおら、一生分楽しんじまったような気になっちまったべ…」

 

悟空「何言ってんだ。これからも楽しいことはいっぱいあんぞ!」

 

チチ「悟空さは死んじまったとき、怖かっただか? …おらは、最近ちょっとだけ怖いだよ」

 

 

334:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 00:35:36.58 ID: ID:+NIvDraj0

 

悟空「…」

 

悟空「チチ、オラ前にも言ったよな? おめえのこと死なせねえって。…オラのこと信じられねーか?」

 

チチ「いんや、信じてるだよ。それでもおらは悟空さみてえに強くねえから、やっぱり少しは考えてしまうだよ…」

 

悟空「そうか…」

 

悟空(そろそろ行動に移しはじめねえとな…。他の誰かがオラよりいい案を持ってくるかも知れねえから待ってたけど、もう限界みてえだ…。明日仕事行ったらまた国王のおっちゃんに休みもらわねーとな…)

 

チチ「…悟空さ、今日はおらが寝付くまで手を握っててくれねえか?

 

悟空「へへっ、そんなことでいいならずっと握っててやるぞ」ギュッ

 

 

335:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 00:44:33.90 ID: ID:+NIvDraj0

 

翌日

 

悟空「悟天、オラ仕事行ってくるからチチのこと頼んだぞ」

 

悟天「うん!任せてよ」

 

チチ「ははっ、頼もしいボディーガードだべ」

 

悟飯「僕も出かけてきます!」

 

チチ「二人とも、気をつけていくだよ!」

 

 

 

336:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 01:01:05.43 ID: ID:+NIvDraj0

 

ベジータ「くそっ、どう足掻いても身動き一つできん!やはりパワーが足りないようだな…」

 

ブウ「どうする? まだやるか?」

 

ベジータ「いや、もういい。これ以上やっても時間の無駄だからな。今までの礼だ、とっておけ」ポイ

 

ブウ「今日でチョコをもらうのも最後だな…。残念だ」パクッ

 

ベジータ「フン、世話になったな」ビューン

 

ベジータ(やはりチチを助けるにはカカロットと…。いや、再びアレをするくらいなら死んだほうがマシだ!)

 

 

337:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 01:18:09.68 ID: ID:+NIvDraj0

 

ガチャ

 

ブルマ「あらベジータ、最近見かけなかったけどどこほっつき歩いてたのよ」

 

ベジータ「…どこでもいいだろう。それより貴様ら、何をしている?」

 

ヤムチャゴハン「け、研究の手伝いを…」

 

ブルマ「チチさんを助けるための研究を手伝ってくれてるのよ」

 

ベジータ「なに! 助けられるのか?」

 

ブルマ「正直だめね…。時間が足りなすぎるわ」

 

 

 

 

 

338:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 01:28:00.16 ID: ID:+NIvDraj0

 

シュン

 

ベジータ「カ、カカロット!」

 

悟空「よおベジータ、おめえに頼みがあるんだ」

 

ブルマ「孫くんがベジータに頼み?珍しいわね」

 

ヤムチャ「なんか続々と集まってきたな…」

 

悟空「…オラとポタラで合体してほしいんだ」

 

ベジータ「なにっ!? 貴様、俺の考えていた方法を読んだのか!」

 

 

339:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]2013/03/23() 01:39:34.26 ID: ID:AY430R2AO

 

ベジータ良い奴過ぎだろ…

流石王子だな

 

 

340:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 01:40:22.03 ID: ID:+NIvDraj0

 

悟空「ん? もしかしておめえもオラと同じこと考えてたんか?」

 

ベジータ「…さあな。貴様の考えている方法は魔人ブウを使うか?」

 

悟空「ああ、使うぞ。…どうやら同じ方法を考えてたみてえだな」

 

ベジータ「フンッ…確かに合体するしかないだろうな。実はさっきまで一人で試していたが、パワーがまったく足りなかったぜ。…だが貴様と合体するくらいなら死んだ方がマシだ!」

 

ブルマ「ちょっとちょっと、話が全然見えないんだけど。わかるように説明しなさいよ!」

 

 

341:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 01:59:44.40 ID: ID:+NIvDraj0

 

ベジータ「…簡単なことだ。まず魔人ブウに体を菓子にしてもらい、チチの体内に入り込むんだ。後はガン細胞を気で消滅させていくだけだ」

 

ブルマ「…あんたたちにしか出来ない芸当ね。でもどうするの、最低でも一ミリ以下にはならないと体内を自由に移動出来ないわよ?あとお菓子になったら途中で溶けたりもするし…」

 

ベジータ「フンッ、そんな問題はとっくにクリアしている。一番の問題はお菓子になると身動き一つできんことだ!」

 

悟空「オラたちがベジットになったときはアメ玉になっても軽々と動けたもんな」

 

 

343:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 02:15:51.22 ID: ID:+NIvDraj0

 

ブルマ「つまりは、ポタラで合体さえすれば何とかなるってことね! ベジータ、やってあげなさいよ!」

 

悟空「…ブルマ、やめてくれ。ポタラで合体しちまったら一生元には戻れねえんだ。ベジータには家庭もある。オラだけのわがままで無理矢理させることはしたくねえ」

 

ブルマ「一生…」

 

悟空「ベジータ、じっくり考えてから答えを聞かせてくれ。駄目なら断ってくれて構わねえ!」

 

ベジータ「…チッ、考えるだけだぞ」

 

 

346:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 02:34:07.98 ID: ID:+NIvDraj0

 

 

ブルマ「ねえ、ベジータ。今日の孫くんの話どうするの?」

 

ベジータ「…俺は誇り高きサイヤ人の王子なんだ。カカロットと一生合体して生きていくなど…プライドが許さん!」

 

ブルマ「…本当にプライドだけが問題なの?…私には、最近のあんたはサイヤ人とはかけ離れていってるようにしか見えないわ。孫くんみたいに、優しい地球人の心を持ちはじめてるんじゃないの?」

 

ベジータ「…」

 

ブルマ「…だからこそ、あんたはどうするべきか迷ってるんじゃないの?」

 

 

350:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 02:54:53.25 ID: ID:+NIvDraj0

 

ベジータ「ハーッハッハッハッ、ああ、その通りだ。まったく笑い話だぜ。サイヤ人の王子である俺が、奴と合体する屈辱より先に、お前やトランクスの事を考えて合体を躊躇しているんだからな!」

 

ブルマ「…ベジータ、恥ずかしがらないで。あんたのその考え方は、とっても素敵なものよ」

 

ベジータ「は、恥ずかしがってなどいるか!」

 

ブルマ「ふふ、ベジータこれだけは知っておいて。私はあんたを愛してるわ。…たとえ、見た目がちょっぴり変わっちゃってもね!」

 

ベジータ「チッ…」

 

 

 

352:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 03:09:42.20 ID: ID:+NIvDraj0

 

同時刻 悟空宅

 

悟飯「おとうさん、さっきの話ですけど…フュージョンじゃ駄目なんですか?

 

悟空「あたりめえだ。ガン細胞を消すのにどんくれえの時間がかかるかわからねえからな」

 

悟飯「そうですか…。確かに中でフュージョンが解除されたら危険ですね」

 

悟空「ああ。二つのお菓子になるかもしれねえし、もしかしたらチチの体を突き破ってオラたちが出てくるかもしれねえしな」

 

悟飯(ベジータさんに断られたら、僕がおとうさんと合体するしかないな…)

 

 

353:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]2013/03/23() 03:10:15.23 ID: ID:xfKBR/xm0

 

 

ベジータにも家庭があるからな。

 

 

365:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 09:04:04.42 ID: ID:+NIvDraj0

 

翌日

 

ベジータ「おいブルマ、トランクス! さっさと起きて準備しやがれ」

 

ブルマ「もう、一体なんなのよ。朝っぱらから」

 

ベジータ「フンッ、遊園地に行くぞ」

 

トランクス「遊園地? やったぜ!パパ、約束覚えてくれてたんだね」

 

ベジータ「フッ、当たり前だ」

 

ブルマ「…ベジータ」

 

 

366:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]2013/03/23() 09:11:54.07 ID: ID:OP2Qm6Ab0

 

早まるな!

確かブルマは以前ミクロバンドって

小さくなれる機械を作ってたぞ!

あれは小人サイズだったが改良すれば!

新しく作れないなら亀仙人がまだ持ってるはず…… 

 

 

367:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 09:18:46.97 ID: ID:+NIvDraj0

 

遊園地

 

トランクス「ねえパパ、まずはあれに乗ろうよ」

 

ベジータ「ジュラシックワールドか。いいだろう」

 

従業員「ただいまお時間70分待ちです」

 

ベジータ「70分だと!? おい貴様、サイヤ人の王子を舐めているのか?」

 

従業員「は、はあ…?」

 

ブルマ「ちょっとベジータ、順番くらい待ちなさいよ」

 

ベジータ「チッ、命拾いしたな」

 

 

 

369:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 09:33:50.06 ID: ID:+NIvDraj0

 

ベジータ「や、やっと順番が来やがったか」

 

従業員「何名様ですか?」

 

ベジータ「三人だ」

 

従業員「一番前の席へどうぞ」

 

ナレーション「ジュラシックワールドへようこそ。君たちは古代の恐竜たちの最初の目撃者となるだろう」

 

ベジータ「俺様が最初の目撃者か。なかなか良い響きだ」

370:名無しNIPPER[sage]2013/03/23() 09:36:50.74 ID: ID:Z7B8uv3AO

 

知ってるか…ポタラって実はドラゴンボールで解除可能なんだぜ…(PSPのゲームで実際あった)

 

 

372:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 09:45:07.45 ID: ID:+NIvDraj0

 

トランクス「パパ、見て!あそこに水を噴射してくる恐竜がいるよ」

 

ベジータ「クッ、このままだと濡れてしまうぞ!…よし、気弾をぶっ放してやるぜ」

 

ブルマ「こらこら」

 

トランクス「タイミングよくかからなかったぜ!」

 

ベジータ「ハーッハッハッ、後ろの奴らはモロにくらっているぞ」

 

 

 

 

 

373:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]2013/03/23() 09:46:16.92 ID: ID:nsClV+nK0

 

王子が楽しそうで何よりですwwwww

 

 

376:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 09:54:35.12 ID: ID:+NIvDraj0

 

ベジータ「お、おい。このままじゃ恐竜にくわれるぞ!ブルマ、本当に演出なんだろうな!」

 

ブルマ「大丈夫よ。って…きゃああああ」

 

トランクス「滝だ、落ちるぞ!」

 

トランクス「いーやっほーーい!!」

 

ザプァーン

 

ベジータ「フッ、トランクスもブルマもびしょ濡れじゃないか」

 

トランクス「パパだってシャワー浴びたみたいになってるよ」

 

三人「ハハハハ」

 

 

 

377:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 10:06:30.35 ID: ID:+NIvDraj0

 

トランクス「次はCTに乗ろうよ」

 

ブルマ「あの映画化された宇宙人のやつね」

 

ベジータ「良いだろう。また並ぶのはしんどいがな」

 

従業員「お時間五分待ちとなっています」

 

ベジータ「ほう…随分早いな。気に入ったぞ」

 

ブルマ「人気がないってことはつまらないかもしれないわね」

 

 

378:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 10:14:25.84 ID: ID:+NIvDraj0

 

従業員「お名前を登録します」

 

ベジータ「ベジータとブルマとトランクスだ」

 

従業員「はい、ご協力ありがとうございます。ではあちらのドアへお入りください」

 

トランクス「森? それに変な匂いがする」

 

CT「僕の星…。いっしょに助けて。悪い奴らに荒らされてる」

 

ベジータ「フリーザか!喜べ、俺がいたことは幸運だったな」

 

 

379:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 10:21:39.11 ID: ID:+NIvDraj0

 

CT「ありがとう…。おかげで、この星は救われた」

 

ベジータ「…自転車を漕いでいただけだがいいのか?」

 

ブルマ「そういうもんなのよ」

 

CT「ベジータ…トモダチ」

 

ベジータ「なッ!? CT…貴様…」

 

トランクス「パパ、こんなのでなに感動してんだよ…。子ども騙しだぜ」

 

 

 

 

380:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 10:29:51.21 ID: ID:+NIvDraj0

 

 

ベジータ「フッ、なかなか楽しめたな」

 

ブルマ「まったく。あんたトランクスより楽しんでんだから」

 

トランクス「パパ、今日はありがとう。すっごく楽しかったぜ」

 

ベジータ「当たり前だ。俺が行ってやって楽しくないわけがないだろう」

 

トランクス「また連れていってくれよな!」

 

ベジータ「あ、ああ。また今度な…」

 

 

382:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 10:43:43.96 ID: ID:+NIvDraj0

 

深夜

 

ベジータ「ブルマ、頼みがある」

 

ブルマ「なあに?」

 

ベジータ「…ガン細胞を消滅させると言っても場所がわからんからな。ナビゲートしてくれ」

 

ブルマ「…ふふ、いいわ。高性能のCTはすでにあるから、後は通信機に発信機をつけるだけね。一日だけ待ってちょうだい」

 

ベジータ「CT…」

 

 

383:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]2013/03/23() 10:47:05.68 ID: ID:tUXQfDARo

 

CTに反応すんなwwwww

 

 

384:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 10:55:21.63 ID: ID:+NIvDraj0

 

シュタッ

 

ベジータ「おい、カカロット」

 

悟空「ベジータじゃねえか! …その顔、結論がでたみてえだな」

 

ベジータ「フンッ、俺と勝負しやがれカカロット。貴様が勝てば、合体でもなんでもしてやろう!」

 

悟空「ベジータ、それでもし負けちまっても…本当にいいのか?」

 

ベジータ「愚問だ。ただし前みたいに手を抜きやがったら許さんからな!初めからスーパーサイヤ人3できやがれ」

 

悟空「…ベジータ、精神と時の部屋に行くぞ」

 

 

385:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 11:04:22.72 ID: ID:+NIvDraj0

 

ピッコロ「話は聞いていたぞ。俺も立ち会いをさせてもらおう」

 

ピッコロ(こいつらが闘えば相討ちして出てこれないかもしれんからな…仙豆も余分に持っておくか)

 

ベジータ「邪魔にはなるなよ」

 

悟空「へへっ、久しぶりのまともな闘いだなー。オラわくわくしてきたぞ」

 

ベジータ「そうだカカロット! 仕事に家事など笑わせやがって。サイヤ人は戦闘でこそ輝くんだ!」

 

ガチャ

 

 388:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 11:23:54.01 ID: ID:+NIvDraj0

 

悟空「最初っから全開でいくぞ!」ボウ

 

ベジータ「フッ、見せてやるぜ。成長したベジータ様をな…。カッ!」ドンッ

 

悟空「…おどれえたな。おめえがまさかスーパーサイヤ人3になるとはよ」

 

ベジータ「当たり前だ。貴様にできて俺にできんわけがないからな」

 

悟空「へへっ、そうこなくっちゃよ」

 

ピッコロ「な、なんて激しい気のぶつかり合いだ!」

 

ベジータ(今のうちに味わっておけ。…これが、俺と貴様にできる最後の闘いだからな…)

 

 

 

 

390:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 11:34:19.36 ID: ID:+NIvDraj0

 

悟空「でやああああ!!」

 

ベジータ「カハッ…!やるなカカロット…」

 

ベジータ「フンッ!!消し飛べえええ」ブオーン

 

悟空「ぐ、ぎぎぎぎぎ…」

 

ピッコロ(ベジータが僅かに押している。魔人ブウとやっていた練習の効果が出ているんだ!)

 

 

 

391:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 11:41:31.74 ID: ID:+NIvDraj0

 

悟空「かーめーはーめー…!!」

 

ベジータ「ビックバン…!!」

 

悟空「波ーーーー!!!」

 

ベジータ「アターーック!!!」

 

ピッコロ(やはりベジータの方が少し上だ。…ん?悟空も押し返してきているぞ!)

 

悟空(チチのためにも…オラはぜってえ…負けられねえ!!)

 

悟空「波ーーーー!!」

 

 

392:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 11:49:03.64 ID: ID:+NIvDraj0

 

 

ピッコロ「二人とも、千豆を食え」ヒョイ

 

悟空「す、すまねえ…ピッコロ」パクッ

 

ベジータ「クッ、カカロット…、お前がナンバーワンだ…」パクッ

 

悟空「へへっ、とりあえず神殿に戻るぞ。ハッ!!!」

 

ベジータ「おいピッコロ、さっさと先に出るんだな」

 

 

 

393:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 11:57:12.37 ID: ID:+NIvDraj0

 

神殿

 

ベジータ「カカロット、貴様は界王神にポタラをもらってこい!」

 

悟空「ああ。じゃあちょっと行ってくるぞ」シュン

 

ピッコロ「…ベジータ。お前、ワザと負けたな?」

 

ベジータ「フッ、さあな…。ヤツの気持ちが、俺の戦闘力を上回っちまったようだ…」

 

 

 

 

395:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]2013/03/23() 12:06:01.30 ID: ID:b8TwJoLZo

 

手抜いたら悟空にはバレる気もするが指摘しないのが悟空の成長か

指摘したらベジータの心意気と覚悟を反故にしちゃうもんな

 

413:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 23:02:49.57 ID:+NIvDraj0

 

ヤムチャ「…というわけで、なんとかチチさんは助かりそうだぜ」

 

クリリン「そうか…、安心したぜ。でも俺たちの修行は無駄になっちゃいましたね」

 

亀仙人「ほっほっほ、無駄なことなど一つもありゃせんよ。みんなが悟空のために動いておったからこその結果じゃ」

 

亀仙人「…しかし、ベジータのやつもよく決断したもんじゃな。簡単に真似出来る行為ではないぞ」

 

クリリン「…あいつは変わりました。いや…、あいつだけじゃないか。悟空に関わると、みんな優しくなるんですよ」

 

ヤムチャ「俺もそうだったな…。あいつは不思議な男だよ。本当にな」

 

クリリン(ベジータ、一人の娘を持つ親としてお前を尊敬するぜ…)

 

 

 

414:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 23:20:04.71 ID:+NIvDraj0

シュン

 

悟空「ベジータ、もらってきたぞ!」

 

ベジータ「張り切っているところ悪いが、色々と準備しなければならんのだ。その姿でできる最後の家族サービスを楽しんでくるんだな。作戦の決行は明日だ」

 

悟空「ああ、わかった。おめえは家族サービスしなくて良いのか?」

 

ベジータ「フッ、俺は昨日済ませてきたからな。それにブルマは今日手が空いてないんだ」

 

悟空「そうか…。でもベジータ、トランクスと風呂ぐらい入ってやったらどうだ?」

 

ベジータ「風呂か…。フンッ、貴様にしては悪くないアイデアだ。…じゃあな」ビューン

 

悟空(…ありがとよベジータ。最後の勝負、おめえの勝ち逃げは許してやるぞ)

 

 

417:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 23:27:08.24 ID:+NIvDraj0

ブルマ宅

 

ベジータ「トランクス、一緒に修行でもどうだ?」

 

トランクス「んー、別にいいけど」

 

ベジータ「お前がどれだけ成長したか、見せてもらうぞ」

 

ベジータ(クックック、これで汗をかいて風呂という自然な流れができたぜ)

 

トランクス「よーし、本気でいくからね!」

 

419:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 23:34:20.70 ID:+NIvDraj0

 

「ずるいよパパ! スーパーサイヤ人3なんて反則だよ!」

 

ベジータ「ハーッハッハッ、本当に強いヤツは子どもにも手を抜かんのだ」

 

ベジータ(危うく負けるとこだったぜ…。さすがは俺の息子だ)

 

トランクス「次は負けないからね!」

 

ベジータ「…しかし汗をかいたな。ト、トランクス、一緒に風呂でも入るか」

 

トランクス「パパと? …まあいいけど、俺も汗かいたし」

 

ベジータ「フッ、成功だ」

 

 

420:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/23() 23:42:41.57 ID:+NIvDraj0

湯船

 

トランクス「わーすげー!パパの筋肉モリモリだぜ!」

 

ベジータ「お前も成長したらこうなるぞ」

 

トランクス「うーん、ちょっと複雑…」

 

ベジータ「…」

 

ベジータ「…トランクス、俺は明日カカロットと二度と戻れんフュージョンをしなければならん。だが忘れるなよ。姿が変わっても…お前は俺の息子だからな」

 

トランクス「う、うん…」

 

ベジータ「フッ、俺がいないときは、母さんを頼んだぞ。…そろそろ上がるか」

 

 

421:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]2013/03/23() 23:43:48.25 ID:pTP9en3E0

 

これで元に戻れたらどれだけ恥ずかしい事か

 

 

424:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/24() 00:04:19.96 ID:j9sa5Mm30

悟空宅

 

悟空「チチ、明日おめえのガンを治せることになったぞ!ベジータのおかげだ」

 

チチ「ほ、本当か!? 良かった…良かったべ…」

 

悟空「へへっ…、でもそんかわりにオラとベジータは一生合体したまんまになっちまうんだ」

 

チチ「…」

 

チチ「そ、そうまでしておらを助けることねえだ!ベジータさんにもブルマさんにも申し訳がたたねえだよ…」

 

悟空「…みんながオラたちのために色々やってくれてたんだ。チチ、おめえは何がなんでも生きなくちゃなんねえ。死にてえって言ったって死なせてやるもんか!」

 

チチ「悟空さ…」

 

 

425:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/24() 00:16:40.02 ID:j9sa5Mm30

チチ「…わかった、おら精一杯生きるだよ」

 

 

悟空「よし!じゃあ湿っぺえ話はやめて飯にするか!」

 

チチ「んだ。今日は悟飯ちゃんが作ってくれただよ!きっと悟空さより上手だべ」

 

悟天「ねえねえおかあさん、僕も手伝ったよ!」

 

チチ「偉いな悟天ちゃんは。悟空さみたいに立派な男になるだよ!」

 

悟天「うん! 僕大きくなったらおとうさんより強くなるんだ」

 

悟空「ハハッ、そりゃあ楽しみだな!そん時は手合わせしてくれよな」

 

 

426:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/24() 00:27:32.19 ID:j9sa5Mm30

翌日

 

ブルマ「準備はできたわ!チチさんも眠らせたし、いつでも良いわよ!」

 

悟空「…ベジータ。準備はいいか」

 

ベジータ「フンッ、当たり前だ。だがその前に少し説明をしておくか…」

 

悟空「説明?」

 

ベジータ「魔人ブウに飴玉にされたら死ぬギリギリまで溶けなければならん。実を言うと瀕死になってからが作戦のスタートだ。かなり辛いものになるぜ」

 

悟空「なにッ!? オラそんな話聞いてねえぞ…」

 

ベジータ「クックック、これで成功するしかなくなったな。作戦の失敗は俺たちの死を意味する。…まあ俺たちにはドラゴンボールがあるがな」

 

 

427:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/24() 00:34:16.80 ID:j9sa5Mm30

悟空「…まあいっか。どっちみち成功するしかねえもんな!」

 

ベジータ「ああ、それでこそサイヤ人だ。…ポタラをつけろ」カチッ

 

ドンッ

 

ベジット「よっしゃー! 力がみなぎってくるぜ。おいブウ、俺を飴玉に変えろ」

 

ブウ「へへっ、またチョコレートくれよな」エイッ

 

ベジット「世界一強い飴玉の再臨てとこかな」

 

428:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/24() 00:45:11.98 ID:j9sa5Mm30

 

悟空(クッ、まだかベジータ!!)

 

ベジータ(ま、まだだ…。もう少し待て)

 

 

悟空(も、もう死んじまうぞ!!)

 

ベジータ(い、今だ!!)

 

ベジット「バリアーーー!!」

 

ベジット「い、いきなりこんな状態か。俺でなきゃ身動き一つできねえぜ」

 

 

431:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/24() 00:51:45.68 ID:j9sa5Mm30

 

ブルマ「そんな…飴玉が完全に溶けちゃった…」

 

ベジット「ブルマ、聞こえるか?」

 

ブルマ「あ、あんた生きてんの?」

 

ベジット「限りなく小さくなっただけだ。…それより時間がない、今から体内に入るからさっさとナビゲートしてくれ」ブーン

 

ブルマ「…よし、入ったわね! 最初はそのまますぐ左にいってちょうだい」

 

ベジット「わかった!」

 

 

432:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/24() 01:03:26.97 ID:j9sa5Mm30

 

ブルマ「オレンジ色に発光している場所があるでしょ? あたしお手製のガン細胞に色をつけて見やすくする発明よ」

 

ベジット「このオレンジを消滅させればいいんだな。…なるべく気を抑えつつ、細胞だけを的確に消さねーとな。…カッ!!」

 

ブルマ「おーけー、一つ消えたわ!次はそのひだが密集してるとこを通り抜けて」

 

ブーン

 

ベジット「あったぞ!…フンッ!」

 

ブルマ「…少し残ってるわ!ちゃんと消して」

 

ベジット「こ、こいつは予想以上にハードだぜ……」

 

 

433:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/24() 01:11:15.34 ID:j9sa5Mm30

 

ベジット「はあっ…、はあっ、ブルマ…後どのくらい残っているんだ?」

 

ベジット(かなりやばいな…。もう気もほとんど残っていない…。間に合ってくれよ!)

 

ブルマ「後三つよ!次は下へ!」

 

ベジット「み、三つか…」ブーン

 

 

434:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/24() 01:22:04.57 ID:j9sa5Mm30

 

ブルマ「次でラストよ!真っ直ぐ行って!」

 

ベジット「ぜえ……ぜえ…」

 

ブルマ(もう返事もできないほど疲れてる…。頑張って!ベジータ、孫くん…)

 

ベジット(あ…あったぞ…!)

 

ベジット「く…、くらえ……、最後、だ……。カッ…!」ジュッ

 

ブルマ「やった!消えたわよ!」

 

「…」

 

ブルマ「…うそ。発信機の反応が消えてる……」

 

 

435:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/24() 01:34:13.25 ID:j9sa5Mm30

 

悟飯「そんな…、おとうさんとベジータさんの気が消えた…」

 

ピッコロ「ガン細胞の消滅は成功したようだな…。同時に気を使い果たしてバリアを解いたベジットも死んじまったようだな」

 

亀仙人「な、なんということじゃ…」

 

ヤムチャ「ドラゴンボールだ…。あいつらはドラゴンボールで生き返らせれる

!」

 

クリリン「…それはみんなわかってるさ。ただ俺たちは悟空を見てて思い出したんだ…。死の重さってやつをな…」

 

ピッコロ「ドラゴンボールはあと一ヶ月ちょっとで復活する。 悟飯、それまで母親のケアをしてやるんだな」

 

悟飯「はい、ピッコロさん…」

 

 

436:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/24() 01:47:45.71 ID:UD25NYPDO

 

重いな…

 

437:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/24() 01:50:09.31 ID:j9sa5Mm30

 

五十日後 界王の協力のもと、通信中

 

長老「いでよ神龍!!」ナメック語

 

神龍「願いをいえ、どんな願いも三つ叶えてやる」

 

クリリン「ベジットの合体を解除できるか聞いてください」

 

長老「ベジットの合体を解除してくれ」ナメック語

 

神龍「それはできない。神の力を大きく超えている」

 

クリリン「だ、だめか…。じゃあベジットを生き返らせてください」

 

長老「ベジットを生き返らせてくれ」ナメック語

 

神龍「…お安い御用だ。さああと二つ願いを言え」

 

 

438:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/24() 01:58:19.51 ID:j9sa5Mm30

 

クリリン「チチさんに二度とガンが再発しないようにしてください!」

 

長老「チチが二度とガンにならんようにしてくれ」

 

神龍「…叶えたぞ。さああと一つ、願いを言え」

 

クリリン「ナメック星のみなさんに美味しい水を一杯ずつあげてください!」

 

長老「なんと…!ありがたく頂くとしよう。ナメック星人全員に美味しい水を一杯くれるかの」

 

神龍「願いはかなえたぞ!さらばだ」

 

 

 

440:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/24() 02:04:57.98 ID:j9sa5Mm30

 

クリリン「ベジットのやつ全然帰ってこねえな…」

 

亀仙人「ほっほっほ、ベジータが合体したことで来るのが照れ臭くなっとるんかもしれんの」

 

ヤムチャ「まあ、何にせよ、これでやっとハッピーエンドだな!」

 

シュン

 

ベジット「…よお、みんな!」

 

クリリン「きたぞ!」

 

亀仙人「ほれ、娘さん方、先に行かんか」

 

 

441:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/24() 02:13:56.17 ID: ID:j9sa5Mm30

 

チチ「…悟空さのばかばか! おら死ぬなんて聞いてなかっただ!」

 

ベジット「ああ…、すまねえ」

 

ブルマ「ベジータあんたもよ!また…、また私をおいて勝手に死んで…!」

 

ベジット「ああ…、悪かった」

 

ぎゅっ、ぎゅっ

 

チチ、ブルマ「もうこの手は離さない…」

 

チチ「だべ!」 ブルマ「からね!」

 

 

 

442:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/24() 02:19:13.51 ID: ID:j9sa5Mm30

 

ヤムチャ「おいおい、ベジットの野郎両手に花だぜ」

 

クリリン「ま、まあ中身は二人だし良いんじゃないか。ハハッ…」

 

亀仙人「若いもんはええの~」

 

ピッコロ「わからん! 俺には恋愛というものがわからん」

 

悟天「トランクスくん、僕たち兄弟になっちゃったのかな?」

 

トランクス「ど、どうなんだろうな…」

 

悟飯(おとうさん、さすがです!僕もおとうさんのような男になって、素敵な人と結婚します)

 

 

443:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]2013/03/24() 02:25:10.91 ID: ID:j9sa5Mm30

 

界王「こうしてベジットとチチとブルマの奇妙な関係は始まってしまったのであった。いつか魔人ブウのような吸収型の悪い奴が現れるまで、この関係は続いてゆくぞ。頑張れベジット! では次回のドラゴンボール神と神もお楽しみにな」

 

ドラゴンボール 宇宙最強のお父さん(完)

 

 

 

450:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]2013/03/24() 02:44:57.16 ID: ID:b5l4YoQNo

 

みんないいやつでよかったぜ

 

487:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]2013/03/25() 15:22:25.33 ID:1G7KH3lBo

 

終わったか、乙

DBは愛されてる作品だね、面白かったよ

 

488:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]2013/03/26() 02:13:12.84 ID:BUVV/Lkdo

 

乙 遅ればせながら今読み終わった

 

かっこよくて良い父親な悟空とベジータは珍しいので本当にいいssだったな

 



元スレ:医者「悟空さん。よく聞いてください」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1363710443