1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/16(日) 17:59:24 ID:ddRU8ce6

ベルトルト「お、おはよう(名前を…ちゃんと呼んでくれた?)」

ミカサ「おはよう、ベルトルト」

アルミン「あっ、ベルトルトおはよう!」

ベルトルト「お、おはよう二人とも…」 

2 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/16(日) 18:02:13 ID:ddRU8ce6

ジャン「ようベルトルト。早いな」

コニー「おっ、ベルトルト!相変わらずでけーなぁ!」

サシャ「あっ、ベルトルトおはようございます!」

クリスタ「ベルトルトおはよー」

ベルトルト「お、おはよう!(みんなが僕の名前を…やっと、やっと憶えてくれたんだ…!)」ジワ 




4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/16(日) 18:04:23 ID:ddRU8ce6

ライナー「ん、どうしたベルトルト。何で涙目になってる?」

ベルトルト「だって…みんなが、僕の名前を憶えてくれたから…」ウッウッ

ライナー「大袈裟な奴だな…まあ、良かったな。ずっと悩んでたもんな」ポンポン

ベルトルト「うん…!」

エレン「おっ、ライダーじゃん」 

5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/16(日) 18:06:05 ID:ddRU8ce6

ライダー「…ん?」

エレン「どうしたんだよライダー。お前を呼んだんだぞ?」

ライダー「…ちょっと待てエレン。お前今俺のこと、なんて呼んだ?」

エレン「は?ライダーだよ。ライダー・ブラウン。それがお前の名前だろうが」 

6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/16(日) 18:07:34 ID:ddRU8ce6

アルミン「ちょっとエレン!人の名前を間違えちゃだめだよ!」

ライナー「ああそうだ。急にどうしたんだエレン。昨日まではちゃんと…」

アルミン「彼はライガー・クラウンじゃないか!」

ライガー「…は?」 

7 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/16(日) 18:10:02 ID:ddRU8ce6

エレン「いや違ぇよ、ライダーだって」

ライダー「いや待てお前ら、俺の名前は…」

ミカサ「二人とも、いくら相手が彼でも、名前を間違えるのは失礼」

ライナー「ミカサ…!」

ミカサ「彼の名前はレイヤー・グラウンド」

レイヤー「いいや待て!余計に遠ざかってる!」 

8 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/16(日) 18:12:26 ID:ddRU8ce6

エレン「そうだぞミカサ、だからこいつの名前はライダー・ブラウンだって」

ライダー「いや確かにそれが一番違いが!」

アルミン「そ、そんな!僕は一度覚えたことは絶対に忘れないはず!君の名前はライガーだろ!」

ライガー「ミカサよりは近いがな!俺の名前は…!」

ジャン「何を騒いでやがんだ」 

9 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/16(日) 18:14:30 ID:ddRU8ce6

ライナー「こいつらがふざけて俺の名前を間違えやがるんだ!」

ジャン「おいおいエレン、お前は15にもなって人を名前でイジってんのか?ガキだな」

エレン「んだと!」

ジャン「こいつの名前はバイナー・セキランウンだろ」

バイナー「おい…」 

10 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/16(日) 18:17:45 ID:ddRU8ce6

アルミン「母音を抜き出すとアイアー・ウアウンだったはずだ。そうだよね、ライガー」

ライガー「だからな…もう思い出せとは言わんから俺の話を聞いてくれ。今から自己紹介する」

ミカサ「マルコ。このがっしりした彼の名前はレイヤー・グラウンド。違わない?」

レイヤー「言った傍からお前は…!」

マルコ「違うよ。ミカサ、確かに彼は普段からひどい扱いを受けているけど、名前を間違えるのは…」 

11 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/16(日) 18:19:00 ID:ddRU8ce6

ライナー「待てマルコ何も言うな!俺が――」


マルコ「彼の名前はゲイナー・ホモウン。入団式でみんな笑いをこらえたじゃないか」 

12 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/16(日) 18:20:56 ID:ddRU8ce6

一同「あー!」

ゲイナー「おいお前ら!こんなしょうもない結論で納得すんのか!」

エレン「いや、しっくりくるじゃんゲイナー。まんまだし」

ゲイナー「まんま…」

ミカサ「ゲイナー、あまりエレンに近づかないでほしい」

ゲイナー「おい…待てよ…待てよ…」 

13 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/16(日) 18:25:15 ID:ddRU8ce6

アルミン「やれやれ…僕も慢心したね。母音とか持ち出したけど、微妙に違ってるじゃないか」

ゲイナー「いいやアルミン!お前の記憶は間違っていない!ライガーじゃないが、母音は合っていた!」

ゲイナー「おい!ベルトルト!お前はわかっているよな!?俺の本当の名前を…!」

ベルトルト「…」

ゲイナー「何とか言えよ!ベルトルト!お前だけが…!」

ベルトルト「…ごめん、知らない」

ゲイナー「」 

14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/16(日) 18:27:50 ID:ddRU8ce6

~解散式の夜~

キース「二位!ゲイナー・ホモウン!」

ゲイナー「…」

キース「私は貴様との出会いの日を!実に鮮明に思い出すことができる!」

キース「あの時はホモみてえな名前とか言って悪かった!貴様は今日!次席の成績で訓練性を卒業する!」

ゲイナー(…そんな記憶は俺にないんだが) 

15 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/16(日) 18:30:29 ID:ddRU8ce6

キース「これから先も!貴様はその名前のために辛い現実と戦うことになるだろう!」

キース「だが!私は三年の間貴様を見てきた師として!その奮闘に期待している!」

キース「三位!ベルトルト・フーバー!」

ベルトルト「はっ!」ツヤツヤ 

16 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/16(日) 18:33:35 ID:ddRU8ce6

ゲイナー(俺は壊した。すべての現実を。特に理由のない暴言に襲われる日々から逃れるために)

ゲイナー(やはり違ったんだ。壁の中の人類は悪魔だった)

ゲイナー(ライナー・ブラウンの名を覚えているものは、身内にももういない)

ゲイナー(俺は本当の自分を取り戻すためにも、身内の骸を手に故郷に戻る…)

ゲイナー(たとえ、一人でも)

~おわり~ 

17 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/16(日) 19:01:23 ID:u4j9brII
理由のない言葉の暴力が奴の心を壊した… 

元スレ : エレン「おう、ベルトルト」
http://jbbs.livedoor.jp/internet/14562/storage/1371373164.html